真冬の陽差しの千本鳥居です。
参道脇に石碑が有ります。以前から気になっていたのですが、漢字ばっかりなので敬遠していました。
「大雨で藍染川が氾濫し、下流域が膝下まで水没した大災害があった。」との記載です。慰霊碑ですかね。
藍染川は根津から谷中に流れる川でした。小説「三四郎」で、主人公が彼女と川端を歩きました。界隈には染物屋が多く在って、川が染料で染まっていたことからの命名です。現在は暗渠になって、「へび道」という魅力的な散策路です。へええ、あんな川が氾濫ねえ。
見上げる冬空です。歩を進めます。
胞衣塚が有ります。
文中に「塚正面」に有ると記載されている「胞衣塚碑」です。面倒なので読みません。多分、上掲の説明版と同様の内容です。
すぐそこにはこんな貼り紙があります。・・・どんな像か思い出せません。でもそれは寂しい。
すぐそこが乙女稲荷社です。
石段から見下ろします。重要文化財の「西門」と「透し塀」です。根津神社には8つの重文があります。
石段を下りて振り返ります。昨年末に改修を終えた朱鳥居です。
石段を覗き上げます。
胞衣塚が有ります。
石の鳥居は「胞衣塚」の鳥居です。鳥居の先の柵の場所が胞衣塚です。
ちょっと時間を掛けて散策しました。