江戸川競艇場に出逢いました。散策中によく出逢う場所ではあります。私、江戸川区に20年弱住んでいましたが、1度も入った事がありません。今日は正門前の駐輪場が空いていた事で、行ってみようと思い付きました。
横断歩道を渡ります。ボートレースに興味はありません。40年くらい前に、一度だけ住之江競艇場に行ったきりです。
船券を買うつもりもありません。ただの興味本位です。
大きな像が有ります。大魔神だろうか?たぶん、防人像ではないでしょうか?それとも土偶、埴輪??教科書で習ったように思いますが、競艇との関連は何でしょうか?
向かって左側にもう1体有ります。こちらは黒いです。神社の「右近の桜橘・左近の桜」みたいなものでしょうか?
入り口です。
今日は12の競艇場でレースを行っているようです。上にある「365」って、毎日何処かでレースをやっているって事でしょうか?分からない事ばかりです。
入場料は入りません。へえ~、レース場なのに無料なんだ?!場外馬券場の雰囲気です。
「孝行の像」です。笹川良一氏が母をおぶった像です。他所でも見たことがあります。競艇の今日を作ったのはこの人(母親じゃないですよ)です。
2階売り場です。こちらの方が人が多いです。1階との違いは分かりません。どちらも場外売り場の雰囲気です。無料だし・・・?
TVCMで見るポスターですね。
レース場への出口です。堤防の先の中川で競艇が行なわれています。「オオ〜ン!」というエンジン音が響いています。でも、いつもは開いている堤防への階段は閉鎖されていて行けません。エンジン音が響いているのに、人々は後ろ向きです。見ているのはレースではなく、予想紙です。達観しています。
因みに、建物と堤防の間は、黄色い追い越し禁止のラインが引かれた主要幹線道路です。レースの開催が無い日は開放されて、競艇場の正門前を通らないで、迂回せずに直線道路を通行するのです(後で調査した結果を報告します)。
見上げます。ガラス張りのスペースが有ります。あそこへ行けばレースが見られます。
皆さんはレース場に居ながらレースを生で見ないで、モニターで見ています。勿体ないと思うのですが・・・?周りの壁には昭和レトロな映画のポスターが貼られています。多分、客層を反映しているのだと思います。
ガラス張りの席へ行く券売機を見つけました。
見辛いですが、4階入場券は、一番安いベンチ席で千円します。そりゃあ、昭和のお父さん達は、千円あったら船券買うよね。
JR新小岩駅や地下鉄西葛西駅から無料バスで客を運んで来ます。多分、帰りも駅まで運んでくれるのでしょう。新たなバスが到着しました。降りて競艇場へ向かう小父さんに覇気がありません。これから勝負するのに、もう負けた風情です。
さて、私は船券を買わないで帰ります。
もう入場する事は無いと思います。