荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

都電が横切る風景/2018年初冬ー1

2018年12月24日 | 散文
都電荒川線の滝野川界隈は、狭い路地の踏み切りが多い地域です。
遮断機が下りて警報が「カンカン」と鳴ります。
その警報音が小さくなるとやがて「ゴトゴト」と車輪の音がして、突然電車が現れます。


狭い路地に電車の標識があって、電車が現れ、


去って行きます。


時には、自動車が2台並んだかのような景色になります。


冬の街で通過待ちの目前に突然鮮やかブルーの電車が現れて、景色が一変します。
路地の為に視野が狭いので、何色の電車が現れるのか分かりません。


冬の光の中を現れて去って行きます。


路地に電車が現れて、


通り過ぎた踏み切りに親子が現れました。


踏み切り待ちの親子の前に電車が現れます。


親子が去って行きます。


そして元の静かな街に戻ります。


下町の踏み切りの


景色が一変します。


覗き込めば、初冬の光に佇む都電です。


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千住宿を通った大名とその家紋ー2

2018年12月23日 | 散文
前回の続きです。

次に登場する家紋は「津軽家」です。
この家紋も初めて見ました。
あぁ、これがあの桜で有名な弘前城主の家紋ですか。
「南部氏との確執から参勤交代は日本海側の街道を使いました」の記述が面白いです。


次は「井上家」です。
へぇ、この家紋も初めてです。


上部は「奥州街道(北海道 松前町)」、「松前宿 千住より海路290里」、「最北の城下町 街道の終着点」です。


次は、「丹羽家」です。
「×」ですか?この家紋も初めてです。
丹羽長秀の子孫ですか。


「宿場町通り」は続きます。


次は、「佐竹家」です。
この辺りは珍しい家紋ばかりです。
昔タモリが言っていました。
「秋田に美人が多くて水戸にブスが多いのは、この殿様が移封の時に美人を皆連れて行ったからだ」(失礼!)


上部は、「八戸街道(青森県八戸市)」、「八戸宿 千住より167里」、「三陸漁業の中心地」です。


あ、これは有名な「竹に雀」の「伊達家」ですね。
えっ?!千住大橋は正宗の遺言で架けられたの!
勉強になります。


上部は、???
遠すぎて読めません・・・。
多分、前回報告した物ではないかと・・・。
以下、家紋のみの報告になります。


「大田原家」です。
この家紋も珍しいと思います。
へええ、那須衆の1家ですか。


「大関家」です。
大名となった那須衆のもう1家です。
家紋は、柊でしょうか?


これも家紋ですか!?
家紋はシンメトリーの図柄が多いのですが、これではまるで絵馬です。
「相馬家」は野馬追いで有名です。流石の家紋です。
平将門の子孫だったのですか!
知りませんでした。


「秋田家」です。
これも家紋ですか?!
天然記念物の「三春の滝桜」が有名です。


次は「上杉家」です。
戦国時代からの名家ですが、元禄時代、吉良上野介(実父)の事件で家禄を半分に減俸された家です。
ある意味、気の毒です。


続く「会津松平家」は戊辰戦争の被害者です。


「宿場町通り」はこんな商店街です。
お付き合いありがとうございました。

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千住の「毎日通り飲食店街」

2018年12月23日 | 散文
千住の「宿場町通り」で、大名家の家紋と北国の街道案内を眺めながら、歴史と地理の勉強をしています。
一休みしようとしたら、そこの脇道に飲み屋街がありました。
当然、この時間は営業していないし人通りもありませんが、行ってみます。


正面の高層ビルは北千住駅周辺のマンションだと思います。


そのふもとに飲み屋が密集しています。




ホントに誰も居ません。




マンションを見上げます。
スカッと青い空が似合わない夜の街です。


さあ、大名家の家紋を見に、左に曲がって「宿場町通り」に戻ります。
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千住宿を通った大名とその家紋ー1

2018年12月23日 | 散文
千住の「宿場町通り」を再訪しました。


前回、帰り際に気付いた、街灯に記載された「街道名」と「宿場名」及び「その地に関するコメント」等を確認に来ました。
先ず、入り口から見上げます。
「日光街道(栃木県日光市)」、「鉢石宿 千住より34里」、「あらたらと青葉若葉の日の光 芭蕉」


そして、今回新たな発見がありました。
その街灯の下の方に、家紋と説明文がありました。
最初に登場するのは「水戸徳川家」です。


次は、「奥州街道(宮城県白石市)」、「白石宿 千住より77里」、「蔵王へはこの町から 千住大橋を架けた片倉氏の城下町」


その街灯の下の方には、「南部家」の家紋と説明文があります。
勉強になります。


これって、結構面白い。
以下同様に見ていきます。


続いて「堀田家」です。


見上げた先は読みにくいでしょうから、記載します。
「米沢街道(山形県米沢市)」、「米沢宿 千住より73里」、「上杉鷹山と米沢牛」
もっと他に米沢の紹介はないのかな?


「生駒家」です。
この家紋は初めて見ました。
それに、8千石で大名?と思ったら、ちゃんとその説明がありました。
勉強になります。


上部は、「羽州街道(秋田県秋田市)」、「久保田宿 千住より141里」、「夏の竿燈 冬のきりたんぽ」です。


次は「松前家」です。
なるほど、若狭武田家の一門だから、「武田菱」の家紋なのですね。


上部は、「奥州街道(岩手県一関市)」、「一関宿 千住より113里」、「平泉の入り口 夏草やつわものどもの(が?)夢の跡 芭蕉」


次は「久世家」です。


上部は、「香取街道(千葉県香取市)」、「佐原宿 千住より21里」、「佐原囃と水郷と 香取神社も鎮座する」


次は「田村家」です。
この家紋も初めて見ました。
ほう、伊達家の分家ですか。
忠臣蔵で大石内蔵助を預かった?!ほう、、、。


上部は、「奥州街道(岩手県花巻市)」、「花巻宿(千住より129里)」、「宮沢賢治の町 温泉と鹿踊り」


・・・ちょっと、一休みします。


この話、続きます。
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東京オリパラ選手村建設中

2018年12月22日 | 散文
東京都中央区晴海5丁目です。


選手村の建設が急ピッチで行われています。


豊洲側から豊洲大橋越しに、クレーンの林です。


橋の北東側には晴海大橋と高層マンション群です。


建設中の選手村の南西端には「晴海客船ターミナル」があります。
随分永い間、ポツンと立っていたターミナルです。


選手村の全容が見えてきました。
まだ1/4位の完成度でしょうか。


ここでどんな人生が選手を待っているのでしょうね。


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湯あそびひろばニコニコ湯

2018年12月22日 | 散文
千住の町で行き当たりました。



保育園かと思いました。




立派な煙突があります。


まだ開店前です。


千住柳町のニコニコ商店街の傍に在ります。

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東京クリスマスマーケット開催中/日比谷公園

2018年12月22日 | 散文
日比谷公園の噴水広場が賑わっていました。
今年オープンした日比谷ミッドタウンを背景です。


クリスマスの飾り付けです。


西日に照らされて艶やかです。




楽しそうです。










夜になるともっと綺麗で楽しいのでしょうね。










25日までやっていますよ。
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サトウハチロー旧居跡に出逢う。

2018年12月21日 | 散文
弥生の街の冬の日差しの陰に説明板がありました。
暗くてよく分かりません。


近寄りました。
へえー!


隣の駐車場の壁に彼の詩があります。
彼の印象どおり、やはり母を想った詩です。


彼はここでも暮らしていたのですね。

若い日の彼の無頼を心配した小説家の父紅緑は、現在の豊島区上池袋三丁目に所帯を持たせた、と聞いています。

処変わって、雑司ヶ谷霊園にあるサトウハチローの墓です。


母を謳った詩を多く書いたけど、実際は母に冷たかったそうです。
その辺が天才詩人なんでしょうね。

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根津神社冬の始まり/2018年

2018年12月21日 | 散文
冬の日差しの根津神社です。


秋の名残がありますが、




冬の始まりです。




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平成最後の年末の出羽海部屋

2018年12月20日 | 散文
出羽海部屋の玄関先が汚れています。
縄も散らばっています。


門松を作っているのでしょうか?
土で汚れた位置がそれのような気がします。


ちょっと覗いてみます。
土俵で作業をしているようです。
お正月を迎える為に稽古土俵を修繕しているのでしょうか?
それとも両方でしょうか?


いずれにしても、もう年末なのですね。

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南青山五丁目の「児童相談所」建設候補地を見に行った。

2018年12月20日 | 散文
南青山五丁目にやって来ました。


国道246号線、青山通りにあります。
近くに表参道駅もあって利便性の高い場所です。


お洒落な街角です。


交差点の向こうは、


青山学院です。


近くには根津美術館もあります。
文教地区でもあります。


表参道も近いです。


お洒落で高級な店が沢山あります。


お洒落な人々が歩いています。


候補地の近くにはモロッコ王国大使館もあります。


東京でも有数の高級住宅地ではあります。


南青山五丁目の角に「PRADA」があります。


その個性的な建物の前の信号を入ってすぐ、その土地があります。


ご存知だと思いますが、今地元住民の一部が児童相談所の建設に反対しています。
その土地と周辺を見てやろうとやって来ました。


簡単に候補地を見つけました。
高級住宅地の中の広大な土地です。


反対住民曰く、
1.南青山の資産価値が下落する。


港区に造るなら、田町とかに造れば良い。


2.私は、子供をここのエリートの子供が通っている公立小学校に入れる為に1億円上の投資をしました。
自分の子供がエリートの子供達と友達になって貰いたい。児童相談所の子供達は同じ小学校に通って貰いたくない。


3.小学校のお友達は日銀の社宅に住んでいる子供達を初め、塾にもお稽古事にも熱心で、児童相談所の子供はみんなについていけなくてかわいそうになるので建設は止めた方が良い。


4.ここの住人はベビーカーとかお洒落してランチに行く人が多く住んでいて、児童相談所の親と暮らせない貧しい子供達がそういうのを見ると惨めな思いをするので、一緒に生活しない方が彼らの為である。


等々。
そういった意見の度に会場内で拍手が起こりました。

勿論、賛成者もいますが、一般的にこういった説明会に出席して発言する人は反対者が圧倒的に多いので、区の職員も多勢に無勢で建設を説得できていません。
区側の説明の拙さとか進め方の不手際もあっての事ですが、上記のような反対住民の声が大きいです。


上記の反対住民の言い分はハナからの差別発言ですが、それに気付いていなので尚更厄介です。
1.資産価値って何でしょうか?
高価な土地に高価な建物だけでしょうか?


億ションでも、反社会的勢力の人が住むと一気に資産価値が下がります。
土地や建物だけでなく、そこにどんな人々が住んでいるかによっても資産価値は変わります。
ルールを守って親しみやすい人々が住む所は誰でも住みたいので資産価値が高くなります。
彼の発言は、南青山の資産価値を下げたと思います。


2.エリートって、どういう人でしょう?
選ばれた人の事です。つまり、第三者からその道のトップと評価された人の事です。


勉強が出来ても、我が儘で他人と協調せず自分にしか興味が無くて自分と違った人を排除するような人には、結局誰もついて来ません。
その排除の刃がいつか自分に向けられる危険性を感じ取るからです。
エリートたるリーダーは色々な人の色々な意見や思想や倫理観・価値観等々を元に、局面局面で正しく判断し、大多数の幸福を招来する能力が必要です。


それは多様性との接触の経験が無いと身につきません。
従って、児童相談所の子供達のような自分と違った人と接触させない子供は、経験値の低い器の小さな人間にしか育ちません。そんな子供は異文化人と一緒に仕事ができません。


3.児童相談所の子供の立場になって良かれと意見を言っているフリをして差別するのは、心の狭い卑怯な人達です。


TVではこの問題を受けて、他の高級住宅地の住民にアンケートを取っていました。
80%位が児童相談所の建設に賛成でした。


もっとも、この問題が話題になっている環境下であり割り引く必要があります。
また、自分が住んでいる高級住宅地に児童相談所を誘致するとなったら、賛成者は減少するかも知れません。


候補地の近くに音楽やアニメ等の大手制作会社エイベックスの本社があります。
クリスマスシーズン到来です。


世界中の全ての子供に、サンタクロースが訪れますように。


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「緑工会」を行ってみた。

2018年12月19日 | 散文
千住緑町商店街の近くです。
踏み切りがありました。


渡ります。


丁度電車が来ました。
京成電鉄の踏み切りです。


正面に「緑工会」のプレートがあって、


その上に工場の位置図がありました。


入り口脇の踏み切り前にこんな標語が並んでいます。
一番左の標語の最後に「緑工会」の文字が見えます。
上空には「緑工会」の看板があります。


スカイライナーも走ります。
朝夕は「開かずの踏切」かもしれません。


工場団地に入って行きます。
商店街を見付けたら必ず訪問しますが、工場街は初めての訪問です。
面白いのだろうか?




殺風景です。
商店街だったら、いくら寂れていても多少の飾り付けがあるのですが・・・。




脇道を見ると、線路です。


真っ直ぐな工場街です。


飾り付けらしいのはこんなもんです。
殺風景で詰まらない・・・。


工場団地を出ると「京成千住大橋駅」に行き当たりました。


行ってみたらこんな工場街でした。
・・・工場団地へは、もう行かないと思います。


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この天辺が634m

2018年12月19日 | 散文
スカイツリーの避雷針(レプリカ)です。
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東京大学2018年名残りの銀杏

2018年12月19日 | 散文
名残りの銀杏を観に来ました。


































また来年。

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「千住緑町商店街」に行き当たる。

2018年12月18日 | 散文
墨堤通りの千住界隈を走っていたら、「ゆうやけ通り みどりちょう」の看板がありました。
行ってみます。


商店街に入ってすぐに「工業地」の標識がありました。
工業団地で栄えた商店街でしょうか?


商店の名前がありますが、もう営業はしていないようです。


三叉路に来ました。


ここら辺でもシャッターが閉まっています。
本来なら、こういった角は商店として好立地なのですが・・・。


更に進みます。
煉瓦風の立派な道路が一直線に続きます。
でも、誰も居ないし店も無いし、もう住宅街化しています。


四つ角に来ました。
入り口にあったのと同じ商店街看板があります。


この辺りが中心地でしょうか?




更に真っすぐな商店街が続きます。


この辺りではもう完全な住宅街です。


帰宅して地図を開いたら、この真っすぐな商店街の下には地下鉄千代田線が走っていました。
突き当りは隅田川です。
電車は地下で南にカーブして「町屋駅」で、後方は、勿論地下で北にカーブして「北千住駅」になります。


こんな、もう商店街とは言えなくなった「千住緑町商店街」でした。

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