荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「プロムナードお花茶屋」から「商栄会」

2021年09月06日 | 散文

この前は何度か通りましたが、この商店街に行ったことがありません。

 

京成お花茶屋駅の北口です。

 

いつもはこの親交会商店街を走ります。

 

今日はプロムナードお花茶屋商店街を行ってみます。後ろはお花茶屋駅のホームです。

 

小綺麗で賑わっている商店街です。

 

お花茶屋駅南口の商店街とは全然違います。

 

店を見ながら行きます。

 

商店街の看板が可愛いです。学校が在ります。

 

ここから商店街が変わります。

 

清潔な商店街ですが、やっぱり駅から遠くなると民家が増えてきます。

頑張れ商店街!

 

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「さつき湯」の在る風景

2021年09月06日 | 散文

初めての道を走っていたら、洋風の建物の上に煙突がありました。

 

手前は建て変わって内湯が有りそうなアパートです。その奥は内湯の無いアパートです。以前はこのような内湯が無い家が沢山在った界隈なのでしょうね。

 

スカイツリーが遠く正面に見える脇路地の左右も、内湯が有りそうです。

 

やって来ました「さつき湯」です。

 

銭湯はめでたい名前が多いです。七福神とか富士山とか、植物だったら松竹梅に桜です。「さつき」は初めて見る店名です。後発の銭湯だと思います。

 

正面はゲートボール場です。

 

堀切はまだ少し銭湯が残っていて時々遭遇します。

 

湯舟の窓と煙突です。

 

銭湯に付きもののコインランドリーです。入浴している間に洗濯・乾燥ができます。

 

その奥には燃料の廃材が置かれています。

銭湯は利用者が減る一方で経営が大変です。燃料を安く仕入れなければなりません。こういった廃材を燃料にしている銭湯が多いです。頑張れ銭湯!

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「質アデ川」の風景

2021年09月05日 | 散文

西尾久の路地に「質アデ川」は在ります。長い塀です。

 

質草を保管する蔵です。矢印の方向を見ます。

 

こちらも長い塀です。

 

こちらは裏口です。

 

表に廻りました。

 

広大な地所です。今、質店が減少しています。都市銀行がカードで貸金をする時代に質店は生きづらいです。質草不要で、自宅で借金ができる時代です。

 

最初の路地に戻りました。左手が正門が在る路地の角です。ここからず~と先に、冒頭に見上げた看板が小さく見えます。この一角が全てアデ川の敷地です。

余計なお世話ですが、この資産を維持しなければならない子孫は大変だと思います。

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都電庚申塚が寂しい

2021年09月05日 | 散文

乗客が居ないホームは寂しいです。

 

茶店のシャッターは閉じたままです。

 

街灯が庚申に因んだ猿だったんですね。初めて今日知りました。

 

当初5回目の緊急事態宣言は8月22日迄でした。それが9月12日迄延びて、更に解除できる見通しが立たない東京です。多くの店がアルコールを扱わずに営業を続けています。アルコールを販売している店もある中、律儀に休業するんですね。

 

シャッターの猿です。「餡は力の源」ですか。甘味は苦手ですが、かき氷は食べようと思っていたのに残念です。

 

店前からの景色です。

・・・ここに誰も居ない景色は初めてです。

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都立工芸高校の廻るオブジェ

2021年09月04日 | 散文

神田川に架かる水道橋の交差点です。今日は工芸高校の朱い珊瑚のようなオブジェが回転していました。

 

このオブジェはいつも廻っているのではありません。時間帯か曜日か不明ですが、廻っているとラッキーな気分になります。

 

信号待ちで眺めます。

 

 

 

この学校は丘の中腹に在ります。

 

学校の右裏手辺りが、葛飾北斎が富嶽三十六のうち「東都駿台」を描いた現場です。

東都駿台 - 葛飾北斎 「富嶽三十六景」解説付き (fugaku36.net)

こんな歴史の現場が現在も残って残っているのが東京の魅力です。

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日の出屋のミルクイチゴ大盛り

2021年09月04日 | 散文

東武堀切駅の近くの食堂「日の出屋」です。

 

この店は「金八先生」のロケで休憩所兼食堂になりました。

 

 

気が置けない下町の店で、今年はかき氷を随分食べました。更に先日は、メニューに無い「ミルクスイ」を作って貰いました。

 

3日前には「アズキ」を食べましたが、猛暑に氷の量が足りませんでした。涼を取るにはもう少し必要でした。そこで今日は、「ミルクイチゴ下さい。大盛りで、」息子さんが又戸惑います。「大盛り、ですか・・・?」 「メニューに無いけど、勿論追加分の料金は払うから、」 例によって奥の親父さんに注文を通します。「ミルクイチゴの大盛りだって、」 

 

ごそごそと出て来た親父さんに声を掛けました。「いつもめんどくさい注文ですみません。この暑さでは普通盛りじゃあ追いつかないんで、」 親父さんは「いやいや、良いですよ」と作ってくれました。この盛りです。「おお~!」手で氷を固めています。

 

(普通盛りのミルクイチゴ) 氷の盛りが緩いです。

 

上からでも固めた様子が分かりますね。こんなに固めると、スプーンが取りにくい。

大盛りに嬉しくて、思いっきり連続で掻き込みました。イツー!!こめかみが痛い! こめかみを抑えて悶えます。痛みが緩和するかとコップの水を飲みます。久しぶりにこめかみが痛くなるほどかき氷を食べました。満足です。おかげさまで体も冷えました。もう少し頑張れます。

お会計は550円でした。「100円増しで良いの?」 「良いですよ」と息子さん。「暑いから気をつけて、」と私より一つ年下の親父さん。下町は素敵です。

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オリパラ公用車駐車場の風景 その後

2021年09月03日 | 散文

パラリンピックが酣です。選手の活躍が励みになります。私も頑張ろうと思います。さて、例の公用車の駐車場に行ってみました。左奥も含めて、出庫している車両は半分以下です。意外でした。殆ど出払っているものと思っていました。詳しいことは知りませんが、オリンピックと比べて、関わる役員・関係者は半分以下なんですかね?

手前のスペースに置いていた黒塗りの高級車は全て出払っています。高級役員は引き続き全員活動しているんですね。当然ですけれど、、、

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ついでに菊坂下を行く。

2021年09月03日 | 散文

西片の「石井いり豆店」にやって来ています。店のすぐ手前の丁字路の信号は「菊坂下」です。折角なので散策します。樋口一葉が通った「伊勢屋質店」です。

 

 

今は跡見実践女子大の所有です。

 

近くの木造三階建ての古民家を眺めます。

 

 

変わらぬ風景です。

 

斜め前にアパートが在ります。

 

角に瓦のオブジェが有ります。

 

ここは銭湯でした。「菊水湯」の屋根瓦をこうして保存しています。

 

現在は「あぶみぞん本郷」です。すぐ近くに鐙坂が在るので、そこからの命名だと思います。昔私は「ベルメゾン」という名前のマンションに住んでいたことを思い出しました。高橋留美子の「メゾン一刻」という漫画も読んでいました。

 

もうすっかり街に馴染みました。「自動車進入禁止」の標識は、あれからもずっとここに残っています。銭湯が無くなっても路地の狭さは変わりません。

在りし日の菊水湯はこちら

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石井いり豆店

2021年09月02日 | 散文

支払いを済ませて蕎麦屋を出た私を追って来た女将さんが、「お豆です。ビールのツマミにしてください」と、レジ袋に包んだものを自転車の買い物カゴに入れました。彼女は高級品を、気を使わせないよう、受け取り易いよう、レジ袋に入れて渡す習性があります。

店内では他の客の手前渡し辛かったのでしょう。それより何より突然のことに驚いて、「ありがとう」としか言えませんでした。

芋甚で氷を食べながらレジ袋を開きました。女将さんのことだから、きっと名店の品でしょう。

 

包装紙にある西片へ行ってみます。文京区西片は本郷界隈でも一番の高級住宅街です。高級住宅が並ぶ丘の麓の言問通り沿いに目指す店が在りました。紺色の庇の佇まいが好いです。道路を渡ります。

 

この通りはセンスの良い店が並んでいます。その並びに在ります。

 

ああ、好いですね。

 

通り過ぎて振り返ります。流石は女将さんが選ぶ店です。心地好い清潔感があります。思った通り名店です。

 

もう一度、道路を渡って眺めます。店内には、これも清潔感がある若夫婦が居ます。看板には「創業明治二十年」とあります。これは老舗中の老舗だわ!

 

「なるべくお早めにお召し上がりください」と言われなくても、すぐに無くなりました。

わさび豆は、先ず鮮やかな緑が食欲をそそります。噛み応えが固くなく柔らか過ぎずちょうど良いです。口の中でホロホロと砕けます。そして何より、ワサビの辛さと煎り豆の甘さのバランスが絶妙です。後を引きます。・・・難点は唯一、止められず食べた結果、暫くするとアルコールを吸収した豆が膨張して、膨満感が続くことです。食べ過ぎに注意です。

ピーナッツもホコホコとした噛み応えです。焼き具合が絶妙です。なるほど、この噛み応えがこの店の特徴でしょうか? ただ、ビールのツマミにはもう少し辛さが欲しいところですが、お茶うけには良いかも知れません。

私、先ずわさび豆をここで買います。合わせて、いっぱいあるいり豆から好みを見つけていきたい店です。

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芋甚の「黒蜜きなこ」

2021年09月01日 | 散文

「信玄餅みたい」 前回訪問時に向かいの席で食べていた女性が味を称して言いました。

 

今日は決心してやってきました。

 

かき氷「黒蜜きなこ」を注文します。私は信玄餅を食べた記憶がありません。・・・たぶん?

 

やってきました!これです。確かにきな粉餅みたいです。

 

いや、確かめに来たのは見た目じゃなくて、味です。スプーンで掬って口に入れた途端、この味知ってる!「わらび餅」です。

 

穴を掘って黒蜜を掬おうとしました。すると、白くて四角い寒天が入っています!? こう来たか!

次から私はこれにすると思います。

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