
写真1 播種から48日。真っすぐ伸び立つ萼筒と花(①・②)。萎れ落ちる萼筒と花、役割を終える(③)
作土へ向けて伸びる子房柄(④)。2016年07月10日

写真2 播種から48日。子房柄は伸びて作土に着き地中へ、萎れ枯れた花と萼筒は作土に落ちて役割を終える(①)
子房柄は作土に未着、萎れ枯れる花は作土に落ちて萼筒とともに役割を終える(②)。真っすぐ伸び立つ萼筒と花(③)。2016年07月10日

写真3 播種から55日。多くの子房柄が作土に着き、さらに地中へ伸びる。2016年07月17日

写真4 播種から48日。花は咲き、枝葉は伸びる。2016年07月10日

写真5 播種から55日。枝葉は伸びて畝間の作土を隠すほど。2016年07月17日

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06月下旬、開花の落花生(弊ブログ2016年07月07日)
ほどなく花は受精し、萼筒とともに萎れ落ちて役割を終える(写真1~写真3)
同時に葉腋にある子房が作土へ向けて伸びる、これが子房柄(写真1~写真3)
子房柄は作土に着き、さらに地中へ伸び潜り、莢となり種子となる
この種子を我々は食べる
莢の網目模様は作土から養分を吸う維管束
上のような過程が“落花生”の由来、筆者は初めて視認、納得
注1 萼筒:筒状になった萼。この下部に子房がある
葉腋:葉の基部と茎に挟まれた部位。ここから腋芽が伸びて葉となる
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:栃木県下野市