
写真1 コンクリート護岸(苔むす箇所)に飛びつく直前の♀。♂は枝の所定位置

写真2 コンクリート護岸(苔むす箇所)に飛びつき、巣を突き掘る♀。しかし、コンクリートのため穴を掘れない

写真3 突き終えた♀、枝の所定位置を目指す。嘴の先端は白っぽい、苔とコンクリートを突いたため

写真4 枝の所定位置を目指す♀

写真5 ♀が所定位置に戻ると、今度は♂がコンクリート護岸(苔むす箇所)へ飛びつき、穴を突き掘る。しかし、コンクリートのため穴掘りはできない

写真6 飛び進むタイミングが同じになった♀(左)と♂(右)♀は枝の所定位置に戻り、♂はコンクリート護岸(苔むす箇所)を目指す

写真7 護岸コンクリートの地肌に飛びつく♀(右端下)

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2017年03月16日、カワセミの♂から♀への魚渡しを2回撮る
第1回は05:53(弊ブログ2017年03月23日)、第2回は07:59に魚渡し
2回目の後、♀と♂は交互にコンクリート護岸へ飛びつき、巣穴を掘る
コンクリートゆえ掘れないのは言うまでもない
憐れカワセミ、空しい行為、可哀そうな現代のカワセミ
なぜ硬いコンクリートに挑戦するのか
水平に巣穴を掘れる土手が少なくなったのであろう
この環境変化は、我々人間にも大なり小なり影響を及ぼしている、及ぼすであろう
さて、硬いコンクリート護岸への巣穴掘りは07:59から約25分間に40回を数える
写真1~写真4は17回目、写真5は18回目
写真6は25回目、写真7は27回目
注1 ♀、♂のいずれかが飛びついて掘るのを1回と数える
写真の巣穴掘りは70~80m先の対岸でなされた
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:埼玉県久喜市・沼井公園ビオトープ