おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

カワセミ百態021 憐れな巣穴掘り

2017年04月01日 05時14分03秒 | 野鳥

写真1 コンクリート護岸(苔むす箇所)に飛びつく直前の♀。♂は枝の所定位置


写真2 コンクリート護岸(苔むす箇所)に飛びつき、巣を突き掘る♀。しかし、コンクリートのため穴を掘れない


写真3 突き終えた♀、枝の所定位置を目指す。嘴の先端は白っぽい、苔とコンクリートを突いたため


写真4 枝の所定位置を目指す♀


写真5 ♀が所定位置に戻ると、今度は♂がコンクリート護岸(苔むす箇所)へ飛びつき、穴を突き掘る。しかし、コンクリートのため穴掘りはできない


写真6 飛び進むタイミングが同じになった♀(左)と♂(右)♀は枝の所定位置に戻り、♂はコンクリート護岸(苔むす箇所)を目指す


写真7 護岸コンクリートの地肌に飛びつく♀(右端下)

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 2017年03月16日、カワセミの♂から♀への魚渡しを2回撮る
 第1回は05:53(弊ブログ2017年03月23日)、第2回は07:59に魚渡し

 2回目の後、♀と♂は交互にコンクリート護岸へ飛びつき、巣穴を掘る
 コンクリートゆえ掘れないのは言うまでもない
 憐れカワセミ、空しい行為、可哀そうな現代のカワセミ
 なぜ硬いコンクリートに挑戦するのか
 水平に巣穴を掘れる土手が少なくなったのであろう
 この環境変化は、我々人間にも大なり小なり影響を及ぼしている、及ぼすであろう

 さて、硬いコンクリート護岸への巣穴掘りは07:59から約25分間に40回を数える
 写真1~写真4は17回目、写真5は18回目
 写真6は25回目、写真7は27回目

 注1 ♀、♂のいずれかが飛びついて掘るのを1回と数える
    写真の巣穴掘りは70~80m先の対岸でなされた
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:埼玉県久喜市・沼井公園ビオトープ

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