おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

雲海に雲壁あらわる 氷山の如し

2012年04月25日 00時00分00秒 | 景観
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写真1 18:25


写真2 18:27


写真3 18:27


 鹿児島空港17:15発・東京/羽田行きANA628便の窓外、18:25、平坦な雲海の上に雲の壁が現れる(写真1・2・3)。テレビなどでみる氷山あるいは八甲田山自動車道の雪壁を連想。
 機長アナウンスでは、羽田は雨、まもなく降下を始める、雲の中を降下するため揺れが予想されるとのこと。雲海と雪壁は低気圧・前線のものと知る。
 雲海はこれまで幾度となく見てきた。しかし、雲海の上に高くて長い雲壁は初見。ちょっと不気味、呑み込まれそう。

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年04月23日 撮影地:ANA628便
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吉野ヶ里歴史公園のシロバナタンポポ <野の草花55>

2012年04月24日 00時00分00秒 | 植物
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写真1 頭花が白ゆえ、シロバナタンポポ。葉は羽状に裂かれる


写真2 弥生人の遺跡


 シロバナタンポポを初めて見る。所は、弥生人の環濠集落遺跡を保存する吉野ヶ里歴史公園。本種は関東地方以西に分布。
 学名:Taraxacum albidum キク科

 引用・参考文献等:『山渓カラー名鑑 日本の野草』(株式会社 山と渓谷社 1983年)108-109頁
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年03月30日 撮影地:佐賀県吉野ヶ里町
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ムラサキケマンの花  紅紫と白の絹布のよう <野の草花54>

2012年04月23日 00時00分00秒 | 植物
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写真1 紅紫と白の柔かい絹布のような筒状花 高貴さを醸す


写真2 茎丈は20~50cm 葉は2~3回羽状に細かく裂ける


 ムラサキケマンは日陰のやや湿った所に生える越年草。
 和名は寺院・仏殿の欄間、長押(なげし)などに懸けられる荘厳具の華鬘(けまん)に由来する。
 学名:Corydalis incisa ケシ科

 引用・参考文献等:『山渓カラー名鑑 日本の野草』(株式会社 山と渓谷社 1983年)461頁
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年03月29日 撮影地:佐賀県唐津市鏡山
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アオキ  鮮やかな緑と赤のコントラスト <野の草花53>

2012年04月22日 00時00分00秒 | 植物
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写真1 テカテカに照る緑の葉、赤い実、これぞアオキ 


 虹の松原の南に位置する鏡山、3月下旬の草木で目立つのがアオキ。とにかく多い、「虹の階段」の両サイドに、登山道脇に、いたる処に。
 本種アオキは、学名にjaponicaがつくように、日本原産。森の樹下など日陰に自生する姿をよく見かける。
 学名:Aucuba japonica ミズキ科

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年03月29日 撮影地:佐賀県唐津市
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赤錆びモノレール 露地ミカンの栄枯を運ぶ

2012年04月21日 00時00分00秒 | 農業

写真1 赤錆びたモノレール、梅園の中


写真2 温州ミカンはカズラに覆われている


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 佐賀県唐津市、虹の松原の南に鏡山
 ポカポカ陽気の中、山の南側、旧浜玉町側の自動車道を下山
 眼下遠方に白く映えるビニールハウスやガラスハウスを見撮(弊ブログ2012年04月27日写真1・写真2
 足下を見ると1本の赤錆びたレール
 花開く梅園、その中に残る

 さらに下ると、車の横でクールダウン中のウォーキング男性
 20分ほど前に行き会った男性、筆者と同年配のよう
 自動車に乗られたら、どうですか、と声をかけてくださる
   <ありがとうございます>
    何を、なさっとですか
   <歩きながら写真を撮ってます。上の方に、モノレールがありました、あれは何ですか>
    ミカン、露地ミカンが盛んな時、ミカンを運こんじょった
    昔は山ん上の方まであったりですよ
   <そうですか>
    今、露地ミカンはキロ100円
   <旦那さんはミカンを作っちょやっと>
    いや、自営業、昼休み時間を長くして、こん山を歩いてます
    ミカンを止めた人は、税金対策で梅を植えてる
   <あー、そうか、だからモノレールの下に梅>
    そう、こん山いっぱい露地のミカンだった
    あそこ、茶色のカズラが見えるでしょ、あの下も露地ミカンだった(写真2)
    あのカズラも、私が綺麗に掃っている。歩きやすいように
    (行くと、確かにミカンの葉が見える、撮る)
   <山の向こうに見えるビニールハウスは何を作っちょですか>
    ミカン、早稲ミカン。露地からハウスミカンに替わった、とくに南側の浜玉町は
   <そうですか>
    乗ってください
    (イオンショッピングセンターまで乗せてもらう)
    唐津を楽しんでいってください
   <ありがとうございます>


 唐津の皆様のおもてなしの心に、ご親切に多謝します

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年03月29日 撮影地:佐賀県唐津市
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