
写真1 04月01日、開花のサクラソウは少なく、ノウルシが咲き誇る。鉄線を点検修理中の「田島ヶ原サクラソウ自生地を守る会」員

写真2 「田島ヶ原サクラソウ自生地を守る会」員がつめるテント。留守番を残し、会員は案内、点検修理などに出ている。

JR武蔵野線西浦和駅近く、
さいたま市桜区の荒川と支流鴨川に挟まれた田島ヶ原はサクラソウ自生地。
当地は国指定の特別天然記念物。
サクラソウを訪ね愛でる人が多い。
来訪者の案内や解説を行い、巡視するのがボランティア組織「田島ヶ原サクラソウ自生地を守る会」。
なにやら、防護柵の鉄線をいじる会員(写真1)。
歩き近づき、なに、なさってんですか。
次のよう。
ここが少し切れてるので直してます、みなさんが怪我するといけないから。
サクラソウを楽しく見てもらいたいですからねー。
<そうですよね、ありがとうございます>
すなわち会員は、施設を点検修理してサクラソウなど植物と来訪者を守り、
またサクラソウを含む植物の生長を調査して案内や解説、保護に活かす。
私は27年ぶりに訪ね、会員の案内や解説をいただいた。
「田島ヶ原サクラソウ自生地を守る会」のご活動に多謝します。
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2012年04月01日 撮影地:さいたま市桜区