
写真1 「博多名物 豚骨ラーメン・ワンタン 創業昭和20年 呑龍」

写真2 「呑龍」の豚骨ラーメン 皆様、お召し上がりください

2012年03月27日夜
博多中洲の「ひしむら」を出て左へ、那珂川・春吉橋を渡る
「博多名物 豚骨ラーメン・ワンタン 創業昭和20年 呑龍」の電飾灯と赤提灯
布暖簾をくぐる
<「ひしむら」のマスターに紹介されて来ました(注1)> 一見さんですか、と大将
(よくぞ「ひしむら」に入れましたね、という感じ)
(以下、我々の質問に女将さんが答えてくださる)
<店の名前、呑龍ですね、わけは何か(注2)>
ここを始めた初代さんが飛行機乗りで、乗ったのが呑龍(注3)
群馬県に寺があるそうです(注4)
初代さんが始めて60年以上、私たちゃ5代目、40年を超え、一番長か
(屋台営業権の売買があることを知る)
<雨や雪の日は、どうなんですか>
朝からひどかときは休み。今ん頃、お客さんは少なか
早よー、景気よくならんですかねー
<電気は、どこから>
共同のコンセントがある、そこから。九電はただではくれん
本命の豚骨ラーメンを注文
ねっとり濃厚な豚骨ラーメンをイメージ
出されたのは、濃厚ではあるがサラッと滑るような舌触り、何杯でもいけそう
「呑龍」を出る
春吉橋を渡り右折、屋台前を那珂川沿いに歩くとキャナルシティー
川を見ると、那珂川から博多川が分岐
なるほど、那珂川と博多川に挟まれた地、地理学でいうナカス
これが地名の由来
注1 弊ブログ2012年04月03日
注2 筆者の頭には群馬県板倉町の雷電神社と海軍戦闘機・雷電があった
注3 飛行機・呑龍:第2次世界大戦中、群馬県太田市にあった中島飛行機(現スバル・富士重工)の開発・製造になる陸軍・一00式重爆撃機の愛称
注4 群馬県太田市の浄土宗大光院。通称は呑龍様
執筆・撮影者:有馬洋太郎
撮影年月日・撮影地:上記