
写真1 平成22年10日01日から平成23年03月30日の秋・冬にも水を流す

写真2 冬水試験通水中の水路。ゲート・堰の止水板は下げてある

「冬水試験通水のお知らせ」は明渠農業用水路(上部を開けた水路)の脇に立つ掲示板の中(写真1)
処は埼玉県の美味早場米産地、旧北川辺町柏戸(東武日光線新古河駅近く)
なぜ、わざわざ掲示してあるのか?
筆者は次のように考える。
現在、限りある水の有効利用のために、水稲不栽培期の秋から冬は農業用水路に水のない地域が多い
しかし、家庭雑廃水の希釈、防火、親水環境や水辺景観の形成・維持などのために秋~冬にも水を流す
冬水試験通水は平成23年10月1日~同24年03月31日にも実施されている
冬水通水を、すなわち通年通水を、少水量でもいいから実施して欲しい
さすれば、潤い豊かな生活環境となる
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1;2011年04月10日、写真2;2012年03月20日
撮影地:埼玉県加須市(旧北川辺町)