朝日カルチャーセンター☆ブログ

関西4教室(中之島・京都・川西・くずは)の最新情報をお届けします!

●六甲山山歩き~前編【大阪】

2008年06月28日 13時51分37秒 | 中之島教室
お久しぶりです!広報部・ちゃこです
6月21日土曜日、「森林インストラクターと歩く~里山・森林の散歩」講座に行って参りました4月は姫路、5月は奈良・山辺の道と続き、今回は六甲山まさに森林!楽しみです


目指すは六甲山上にある「高山植物園」。山上までは六甲ケーブルに乗っていきます。


レトロな車両。トンネルをいくつも抜け、ぐるりを緑に囲まれるとなんだか小旅行気分に。


山上駅では木彫りの熊がお出迎えあいにくの曇りで、神戸の町並みは見えませんでしたが、蜘蛛の糸にかかる真珠のような雨粒が見られたり、みずみずしい野生の果物を味わえたり()雨上がりならではの楽しさもありました


ループバスも走っていますが、我らはもちろん徒歩齊藤先生に木や花、鳥の話を伺いながらゆっくりと進んでいきます。


山のあちこちから、街では聞く機会の少ないウグイスの鳴き声が。先生によると、お馴染みの「ホーホケキョ」以外にも
チャッチャッ、ホッホッホッホキェキョッなどいろんな表現があるのだとか。
ホオジロの聞きナシは
「ゲンペイツツジ、シロツツジ」「サッポロラーメン、ミソラーメン
・・・確かにそうも聞こえるかも。人間の耳って不思議ですね




■ユキノシタ(左)群生している様子が健気でかわいい…てんぷらにすると美味しいというプチ情報を伺ってから、食料として見えてしまいましたが。
■弘法の筆ぬぐい(右)葉っぱに筆の墨をぬぐったような模様があることからそう名付けられたのだとか。
夏になると 筆をぬぐったところの 葉の色が薄くなるそうです。
高野山では「弘法の筆ぬぐい」と言っているそうですが、本名はミズヒキです。
でも、「弘法の筆ぬぐい」のほうが、見た感じがよくわかります。

先生の授業はまだまだ続きます。ヤツデは螺旋状に育ち、葉っぱのギザギザは奇数(多い順に9、11、7)が多く、8は少ないという説明や、珍しいタツナミソウを見つけるなど、午前中だけでかなり濃い~内容になりました。


時おり皆さんが立ち止まり、茂みから何かをもいで食べています。なになに


なんと、野生のキイチゴナガバモミジイチゴという種類だそうです。薄いオレンジ色の実は水分を含んでみずみずしく、みなさん「美味しい」と食べていらっしゃいました。蜜の美味しい花も教えていただきましたが、ここではヒミツにしておきます。気になる方はぜひご受講くださいね


アジサイも雨の後は生き生きとして綺麗後編に続きます

講座の詳細はこちら
コメント
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