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美しい映像と音楽、武部先生の楽しい語りが人気のケルト講座シリーズ、今回は「フランス、スペイン篇」をご紹介します。
アーサー王伝説が残るケルデュエル城(仏・ブルターニュ)

フランス、スペインは、歴史の重みを感じさせる建物や美しい風景、おいしい食事など、1度は行ってみたいところです。パリやマドリッドといった大都市だけでなく、小さな街もとても趣があり魅力的です。
5月8日(土)から芦屋教室で行う「ケルトを旅する」では、大都市からは少し離れて、フランスのブルゴーニュやブルターニュ(間違いそうになります

ケルトとローマ軍が激戦を繰り広げたアレシアの丘(仏・ブルゴーニュ)

皆さまは、「ケルト」と聞いて何をイメージされるでしょうか? ケルト十字架、生命感あふれる渦巻き模様、エンヤに代表される透明感いっぱいのケルト・ミュージックなどでしょうか。ケルトといえばアイルランドやイギリスというイメージがありますが、「島」のケルトより、むしろフランスやスペインといった「大陸」(ヨーロッパ大陸)のケルトのほうが優勢でした。
アレシアの丘に建つケルトの英雄・ウェルキンゲトリスク像

アレシアの丘に建つケルトの英雄・ウェルキンゲトリスク像(アップ)

ローマが大帝国を築く前、ケルト人はヨーロッパ各地に住んでいましたが、文字を持たなかったため、その実像はいまだによくわかっていません。英雄ジュリアス・シーザーが書いた「ガリア戦記」のガリアとはケルトのことですが、ケルト人の特徴や習慣が記録されている貴重な資料でもあります。漠然としたイメージでしかとらえられていないケルトですが、ヨーロッパの地名の多くはケルトに由来していますし(スイス、パリ、ボローニャ、ボヘミアなど)、現在の習慣や風俗にもケルトの影響は色濃く残っています。
キリストの受難像・カルベール(仏・ブルターニュ)

今回の講座では、「ガリア戦記」に描かれている古代ケルト人とローマ軍が激突した古戦場や要塞跡(ブルゴーニュ)や、アーサー王伝説の本拠地・イングランドにも匹敵する濃厚な伝説が残るブルターニュ(近年、名物料理ガレットや岩塩が日本でも人気です)、そしてスペインの中でも異色のケルトの地ガリシア、さらに、世界遺産の街、サンティアゴ・デ・コンポステーラなどを巡ります。
スコットランドのバグパイプにそっくりな楽器・ガイタ(スペイン・ガリシア)

講師の武部好伸先生は、ケルトに魅せられ、足かけ10年、ヨーロッパ16カ国にその足跡を取材されてきました。映画評論家でもいらっしゃる武部先生の「語り」は、まるでたった今見てきたかのようないきいきとした臨場感にあふれ、ついつい引き込まれます

バローニャの遺跡(スペイン・ガリシア)

「武部先生のお話はとても楽しい」「聞いているうちに元気になる」
参加された方は皆さん口をそろえておっしゃいます。先生の「ケルトへの思い」がダイレクトに伝わってくるのです。
世界中から巡礼者が訪れる世界遺産の街、サンティアゴ・デ・コンポステーラ

ケルトゆかりの地を美しい映像で数多くご紹介する今回の講座は、現地で「使える」旅行情報も満載です。ヨーロッパ気分を味わえる「ケルトを旅する」、皆さまのご参加を心よりお待ちしています。
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もしくは芦屋教室(0797-38-2666)まで
