朝日カルチャーセンター☆ブログ

関西4教室(中之島・京都・川西・くずは)の最新情報をお届けします!

●現代川柳入門 月イチ発表会!5月号 【芦屋】

2011年06月01日 10時36分16秒 | 芦屋教室
芦屋教室 毎月恒例企画 第38回!

「新子流 川柳入門」講座 月イチ発表会!(講座日 5月17日 火曜)

*-*-*-*-* 5月雑詠 *-*-*-*-*

入選

病む娘への余力分けたし老いの身を(加子)

さみしい日珈琲の味さみしいね  (弘子)

今更に持ち出し袋点検す     (律子)

悲しみの重さを計る目盛消え   (順子)

おさな子が津波の意味を問うている(順子)

四人家族ご飯食べた日いとおしい (由美子)

地表から少し離れて無我になる  (ゆき)

鯛を炊く牛蒡の好きな人のため  (裕子)

菜の花のからし和えにぞ春を知る (裕子)

大震災桜寂しく散って行く    (昌子)

苦しんでやさしくなった日本人  (昌子)

懲りもせずまた人恋うる五月来ぬ (めだか)

■特選■

風撫でる耳が知ってる遠い指(めだか)

渡辺美輪講師 選評

今年は寒い春でした。
五月になり、やっと春から初夏らしく・・・と思ったら、それを通り越して暑い毎日。
激しい気温の変化についていくのも大変です。
それでも五月は五月らしくサツキの花が咲き、街を吹き抜ける風も爽やかで心地よい。
耳を撫でる風に、ふと懐かしい人の指を思い出す。
遠い記憶の中の遠い指……。
懐かしい人を思い出すのにも、五月という季節はぴったりですね。


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「現代川柳入門」の詳細はこちら!
または芦屋教室(0797-38-2666)まで
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