京都教室キジ子の「ヨーロピアン・ポーセレンアート」体験レポート!!
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10月31日正午すぎ、キジ子は「ヨーロピアン・ポーセレンアート」1日講座終了後の国生義子先生に大接近!「ポーセレンアート」についていろいろとお話を聞くことができました。
「ヨーロピアン・ポーセレンアート」ってなあに?
ヨーロッパ陶磁器の上絵付けのことです。マイセンなどでおなじみですね!
教室にはいろいろな薬剤や絵の具が並んでいます・・・。金色と銀色の絵の具は、それぞれ本物の金とプラチナなんだそうです。下絵付けの施された陶器に、一筆ひとふで丁寧に草花や天使などの図柄を描いていきます。
「難しそう・・・」とひるむわたしに
「失敗しても大丈夫、何度でも描き直せますから」と国生先生。そうなんだ!!
そしてなんと先生は「やってみませんか?」とおっしゃったのです。
「いいんですか・・・」
こうしてわたしは生まれて初めて絵付けを体験してみることになりました
今回はワイングラスにバラの花を描いてみることに。〈※注〉
はじめに先生が描いてくださったお手本を真似て、描いていきます。
ガラスは陶磁器よりも絵の具がのりにくいので、筆にたっぷりと含ませるようにします。
白い絵の具を取った筆の先にほんの少し紫の絵の具を混ぜて、花弁の色にします。
紫の絵の具は焼成するとピンク色になるんですって!不思議。
緊張のあまり、ついつい小さい花になってしまいますが、先生によると
「できるだけ大きく描いてください。そのほうが見栄えのする作品に仕上がりますよ」。
ガラスの上に描くとはいえ、基本はお絵描き(?)
楽しくて、夢中になります
思うように描けなかった箇所は、エタノールを含ませた綿棒で拭き取ると、きれいに消すことができるので、何度でもやり直せます。安心
最後にサインを入れて、絵付けのできあがり
作品は先生がご自宅で焼成してくださって、完成となります。2週間後の受け取りが楽しみです!
それではここで、キジ子の作品の焼成を待つ間に、国生先生の作品をご紹介いたします。
きれいですね・・・見とれてしまいます
若い頃に日本画を勉強されていた先生の作品は、花一輪をとってみても、花弁の形から葉の付き方・葉脈までとても写実的。ファンタジックな世界を描いていても決してこどもっぽいかんじにはなりません。
ポーセレンアートの世界では、まだまだマイセンなどの伝統的なデザインを写すことが主流ですが、国生先生はデザインからオリジナルでされているんですよ。
絵の具の焼成温度は、色によって異なります。
こちらのような大作になると、上絵付けだけで4回以上も焼くということです。
「焼成温度」のこと
下絵付け 1200℃
上絵付け(1回目) 830~850℃
<色による焼成温度のちがい>
ピンク・マロン 830~850℃
他の色 800℃
金・プラチナ 720℃
赤 700℃
高い温度から回を追うごとに温度を下げて焼いていきます。
ガラスは温度が低く、550~600℃で焼成
します。
2週間後、完成したキジ子の作品です
←拡大!
自分で絵付けをしたグラスでワインを飲むなんて、最高に贅沢なひと時ですね・・・
お忙しいなかいろいろと教えてくださった国生先生、ほんとうにありがとうございました。
※注 この日の1日講座では、受講生の皆様には「キャンドルグラスに絵付け」と題してキャンドルスタンドにヒイラギの葉と赤い実、もしくはバラをお描きいただきました。
【京都教室・国生義子先生の講座は】
定期講座「ヨーロピアン・ポーセレンアート」
第2・4金曜日 10:30~12:30
1日公開講座「ヨーロピアン・ポーセレンアート~陶板に野菜を描く」
3月20日(土)13:00~15:00
今回の1日講座では、上質でおしゃれな白磁陶板に、人参や豆などの野菜を盛り込んでいきます。水彩画タッチではじめての方でもやさしく取り組めます。完成作品は、インテリアとして壁に飾っても、小さなイーゼルに立ててもおしゃれです。
どうぞお気軽にご参加くださいね。お待ちしております
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10月31日正午すぎ、キジ子は「ヨーロピアン・ポーセレンアート」1日講座終了後の国生義子先生に大接近!「ポーセレンアート」についていろいろとお話を聞くことができました。
「ヨーロピアン・ポーセレンアート」ってなあに?
ヨーロッパ陶磁器の上絵付けのことです。マイセンなどでおなじみですね!
教室にはいろいろな薬剤や絵の具が並んでいます・・・。金色と銀色の絵の具は、それぞれ本物の金とプラチナなんだそうです。下絵付けの施された陶器に、一筆ひとふで丁寧に草花や天使などの図柄を描いていきます。
「難しそう・・・」とひるむわたしに
「失敗しても大丈夫、何度でも描き直せますから」と国生先生。そうなんだ!!
そしてなんと先生は「やってみませんか?」とおっしゃったのです。
「いいんですか・・・」
こうしてわたしは生まれて初めて絵付けを体験してみることになりました
今回はワイングラスにバラの花を描いてみることに。〈※注〉
はじめに先生が描いてくださったお手本を真似て、描いていきます。
ガラスは陶磁器よりも絵の具がのりにくいので、筆にたっぷりと含ませるようにします。
白い絵の具を取った筆の先にほんの少し紫の絵の具を混ぜて、花弁の色にします。
紫の絵の具は焼成するとピンク色になるんですって!不思議。
緊張のあまり、ついつい小さい花になってしまいますが、先生によると
「できるだけ大きく描いてください。そのほうが見栄えのする作品に仕上がりますよ」。
ガラスの上に描くとはいえ、基本はお絵描き(?)
楽しくて、夢中になります
思うように描けなかった箇所は、エタノールを含ませた綿棒で拭き取ると、きれいに消すことができるので、何度でもやり直せます。安心
最後にサインを入れて、絵付けのできあがり
作品は先生がご自宅で焼成してくださって、完成となります。2週間後の受け取りが楽しみです!
それではここで、キジ子の作品の焼成を待つ間に、国生先生の作品をご紹介いたします。
きれいですね・・・見とれてしまいます
若い頃に日本画を勉強されていた先生の作品は、花一輪をとってみても、花弁の形から葉の付き方・葉脈までとても写実的。ファンタジックな世界を描いていても決してこどもっぽいかんじにはなりません。
ポーセレンアートの世界では、まだまだマイセンなどの伝統的なデザインを写すことが主流ですが、国生先生はデザインからオリジナルでされているんですよ。
絵の具の焼成温度は、色によって異なります。
こちらのような大作になると、上絵付けだけで4回以上も焼くということです。
「焼成温度」のこと
下絵付け 1200℃
上絵付け(1回目) 830~850℃
<色による焼成温度のちがい>
ピンク・マロン 830~850℃
他の色 800℃
金・プラチナ 720℃
赤 700℃
高い温度から回を追うごとに温度を下げて焼いていきます。
ガラスは温度が低く、550~600℃で焼成
します。
2週間後、完成したキジ子の作品です
←拡大!
自分で絵付けをしたグラスでワインを飲むなんて、最高に贅沢なひと時ですね・・・
お忙しいなかいろいろと教えてくださった国生先生、ほんとうにありがとうございました。
※注 この日の1日講座では、受講生の皆様には「キャンドルグラスに絵付け」と題してキャンドルスタンドにヒイラギの葉と赤い実、もしくはバラをお描きいただきました。
【京都教室・国生義子先生の講座は】
定期講座「ヨーロピアン・ポーセレンアート」
第2・4金曜日 10:30~12:30
1日公開講座「ヨーロピアン・ポーセレンアート~陶板に野菜を描く」
3月20日(土)13:00~15:00
今回の1日講座では、上質でおしゃれな白磁陶板に、人参や豆などの野菜を盛り込んでいきます。水彩画タッチではじめての方でもやさしく取り組めます。完成作品は、インテリアとして壁に飾っても、小さなイーゼルに立ててもおしゃれです。
どうぞお気軽にご参加くださいね。お待ちしております
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