これは日本人プロデューサにより企画され、ニューヨークで録音されたトミー・フラナガンの後期の傑作アルバムです。
ピーター・ワシントンとルイス・ナッシュの参加によるピアノ・トリオのこの作品は、発売当初から話題を呼び、国内では最初にCDで、後にLPでも発売されています。
トミ・フラのピアノの、ソフトでありながらクリアな音がアナログ特有の耳触りの良さを醸し出しています。
プロデューサーの言葉を借りれば、初期の傑作である「オーバーシーズ」の再演をベースにしたことで、タイトルにも「SEA」を付けたのだそうですが、単なるリメイク盤とせず、トミ・フラがこのアルバムのために書き下ろしたタイトル曲を冒頭に持ってきているのだそうです。
「SEA CHANGES」 ALFA JAZZ ALJB-7501
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[A SIDE]
1. SEA CHANGES
2. DALARNA
3. VERDANDI
4. HOW DEEP IS THE OCEAN
[B SIDE]
1. BETWEEN THE DEVIL AND THE DEEP BLUE SEA
2. I COVER THE WATERFRONT
3. BEAT’S UP
4. DEAR OLD STOCKHOLM
TOMMY FLANAGAN(p) PETER WASHINGTON(b) LEWIS NASH(ds)
録音 1996年3月11日、12日
レコードでは、A面、B面のトップに“SEA”と付く曲を配置したり、最後に懐かしのストックホルムをフラナガンにソロで演奏させているのは、プロデューサの意向が出たものと思います。
B面1曲目の「絶体絶命」は、過去に紹介したハロルド・アーレン集の中でも演っているので互いに比較してみました。
今回のほうが演奏時間が1分長く、後半でベース・ソロや、ピアノとドラムスのフォー・バースもありました。
テンポはどちらも同じでしたが、トミフラのピアノは今回の方が軽やかで3人のバランスも良かったです。
それにしても前作のドラマーのコニー・ケイ、MJQの時と違って「どうしたの?」というくらい、バタバタと叩き過ぎの感がありました。
ピーター・ワシントンとルイス・ナッシュの参加によるピアノ・トリオのこの作品は、発売当初から話題を呼び、国内では最初にCDで、後にLPでも発売されています。
トミ・フラのピアノの、ソフトでありながらクリアな音がアナログ特有の耳触りの良さを醸し出しています。
プロデューサーの言葉を借りれば、初期の傑作である「オーバーシーズ」の再演をベースにしたことで、タイトルにも「SEA」を付けたのだそうですが、単なるリメイク盤とせず、トミ・フラがこのアルバムのために書き下ろしたタイトル曲を冒頭に持ってきているのだそうです。
「SEA CHANGES」 ALFA JAZZ ALJB-7501
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[A SIDE]
1. SEA CHANGES
2. DALARNA
3. VERDANDI
4. HOW DEEP IS THE OCEAN
[B SIDE]
1. BETWEEN THE DEVIL AND THE DEEP BLUE SEA
2. I COVER THE WATERFRONT
3. BEAT’S UP
4. DEAR OLD STOCKHOLM
TOMMY FLANAGAN(p) PETER WASHINGTON(b) LEWIS NASH(ds)
録音 1996年3月11日、12日
レコードでは、A面、B面のトップに“SEA”と付く曲を配置したり、最後に懐かしのストックホルムをフラナガンにソロで演奏させているのは、プロデューサの意向が出たものと思います。
B面1曲目の「絶体絶命」は、過去に紹介したハロルド・アーレン集の中でも演っているので互いに比較してみました。
今回のほうが演奏時間が1分長く、後半でベース・ソロや、ピアノとドラムスのフォー・バースもありました。
テンポはどちらも同じでしたが、トミフラのピアノは今回の方が軽やかで3人のバランスも良かったです。
それにしても前作のドラマーのコニー・ケイ、MJQの時と違って「どうしたの?」というくらい、バタバタと叩き過ぎの感がありました。