これは、モダンジャズ・クラシックという副題がついていて、マーティ・ぺイチの粋なアレンジにより、多くのジャズメンのオリジナル作品を、アート・ペッパーのアドリブとオーケストラの妙を聴くことができます。
「ART PEPPER + ELEVEN」 CONTEMPORARY S7568

1. MOVE
2. GROOVIN′ HIGH
3. OPUS DE FUNK
4. ′ROUND MIDNIGHT
5. FOUR BROTHERS
6. SHAWNUFF
7. BERNIE′S TUNE
8. WALKIN′ SHOES
9. ANTHROPOLOGY
10. AIRGIN
11. WALKIN′
12. DONNA LEE
ART PEPPER(as)
PETE CANDOLI, JACK SHELDON, AL PORCINO(tp)
HERB GELLER, BUD SHANK(as)
BOB ENEVOLDSEN, BILL PERKINS(ts) MED FLORY(bs)
DICK NASH(tb) VINCE DE ROSA(Frh)
RUSS FREEMAN(p) JOE MONDRAGON(b) MEL LEWIS(ds)
録音 1959年5月12日
今から丁度60年前の録音で、1曲当たり3分程度の短い演奏集ですが、ステレオ盤による部屋中広がる音の洪水が楽しめます。
アート・ペッパーは、アルト・サックスの他、テナー・サックスとクラリネットも使用していて、A面の「MOVE」や、軽快な「FOUR BROTHERS」、そしてB面の「WALKIN′」でのテナー・サックスによるソロは、楽器を変えてもアルトを吹いているがの如くのフレーズです。
ウエストの達人達が支える数々のナンバーは、いずれも過去に聴いたことのあるなじみの曲ばかりで、スイング感溢れる演奏の数々ですが、私の好みは、ペッパーとビックバンドとの掛け合いがより絶妙な「BERNIE′S TUNE」から始まるB面で、クラリネットで演奏する「ANTHROPOLOGY」も一聴の価値があります。
このアルバムでのペッパーは、大編成のバンドにおいてもコンボ演奏と同様で、特徴あるアクセントとトーンでグイグイ押していくところが凄いです。
「ART PEPPER + ELEVEN」 CONTEMPORARY S7568



1. MOVE
2. GROOVIN′ HIGH
3. OPUS DE FUNK
4. ′ROUND MIDNIGHT
5. FOUR BROTHERS
6. SHAWNUFF
7. BERNIE′S TUNE
8. WALKIN′ SHOES
9. ANTHROPOLOGY
10. AIRGIN
11. WALKIN′
12. DONNA LEE
ART PEPPER(as)
PETE CANDOLI, JACK SHELDON, AL PORCINO(tp)
HERB GELLER, BUD SHANK(as)
BOB ENEVOLDSEN, BILL PERKINS(ts) MED FLORY(bs)
DICK NASH(tb) VINCE DE ROSA(Frh)
RUSS FREEMAN(p) JOE MONDRAGON(b) MEL LEWIS(ds)
録音 1959年5月12日
今から丁度60年前の録音で、1曲当たり3分程度の短い演奏集ですが、ステレオ盤による部屋中広がる音の洪水が楽しめます。
アート・ペッパーは、アルト・サックスの他、テナー・サックスとクラリネットも使用していて、A面の「MOVE」や、軽快な「FOUR BROTHERS」、そしてB面の「WALKIN′」でのテナー・サックスによるソロは、楽器を変えてもアルトを吹いているがの如くのフレーズです。
ウエストの達人達が支える数々のナンバーは、いずれも過去に聴いたことのあるなじみの曲ばかりで、スイング感溢れる演奏の数々ですが、私の好みは、ペッパーとビックバンドとの掛け合いがより絶妙な「BERNIE′S TUNE」から始まるB面で、クラリネットで演奏する「ANTHROPOLOGY」も一聴の価値があります。
このアルバムでのペッパーは、大編成のバンドにおいてもコンボ演奏と同様で、特徴あるアクセントとトーンでグイグイ押していくところが凄いです。
何時も書き込みありがとうございます。
以前、復帰後の1979年7月の東京公演盤を掲載しましたが、あの作品は演奏良し、録音良しの特別盤でした。
しかし、ペッパーは、コンポラ時代までのものが好みです。
今回掲載した+11は、モノラル盤の方が高額で、人気があるようですが、大きい編成であるからして、ステレオ盤の方が広がりがあって良いです。
アート・ペッパーは大好きなのですが、小型のコンボにおける演奏に加え、こういった大型編成における演奏も素晴らしくて、これも愛聴盤です。歌の伴奏でもそうですが、絶妙なタイミングでペッパーが登場し、颯爽とした乗りのよいソロを吹いて、格好よいです。
このごろ、ペッパーの晩年のアルバム(レコード)を少しずつ集めています。ペッパーの晩年期は好きではなかったのですが、時として往年のようなプレイをすることもあって、やはりペッパーはいいなと改めて思っています。