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チェット・ベイカーの諸作を聴く(CHET IS BACK!)

2024-02-08 | JAZZ
3回目は、イタリアを中心に、フランス、ベルギー出身のミュージシャンとスタンダードを中心に演奏したアルバムです。

「CHET IS BACK !」RCA BVJJ-2820
  
1. Well You Needn't
2. These Foolish Things
3. Barbados
4. Star Eyes
5. Over The Rainbow
6. Pent Up House
7. BallataIn Forma Di Blues
8. Blues In The Closet
Chet Baker (tp) Bobby Jaspar (ts, fl) Rene' Thomas (g)
Amedeo Tommasi (p) Benoit Quersin (b) Daniel Humair (ds)
録音 1962年1月5日

タイトルが「チェット・イズ・バック」となっているのは、1960年に麻薬問題で逮捕されたチェット・ベイカーが、シャバに出て来て録音が叶ったことから付けられたものですが、全くブランクを感じさせない演奏となっています。

ヨーロッパでも腕利きのミュージシャン達とのセッションは、チェットが演奏できる喜びを素直に表現している様に感じられ、それはジャケットに写った表情からも伺うことが出来ます。
また、チェットだけでなく、ボビー・ジャスパーや、ルネ・トーマスも大きくフューチャーされており、「BallataIn Forma Di Blues」(Blues Ballad)では、作曲者のアメディオ・トマシのピアノ・プレイも堪能できることから、1960年代初頭のヨーロッパの奏者の実力を知る上でも貴重なセッションとなっています。

なお、このアルバムでの1番の聴きどころは最終曲の「Blues In The Closet」で、チェットのホットなラッパと、参加者全員のソロを聴くことができます。


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