シーズン第10戦イギリスGPが2日目を迎えた17日(土)、F1史上初となるスプリントクオリファイイングが実施され、レッドブルのフェルスタッペンがトップフィニッシュ、日曜日の決勝レースに向けてポールポジションを獲得した。
スプリントクオリファイイングのスタート位置を決める予選は初日に行われ、メルセデスのハミルトンがトップタイムを記録し、0.075秒差の2番手にフェルスタッペンがつけ、チャンピオンシップを争う2人がフロントローからスタートした。
シルバーストーン・サーキットを舞台に17周、100kmで争われたスプリントクオリファイイングは気温27.4℃、路面温度48.3℃、湿度44.8%のドライコンディションでフォーメーションラップが始まる。
タイヤ交換の義務がないため、ピットストップすることなくスタートからノンストップで走りきれるとあって、タイヤ戦略に注目が集まったが、1列目の2人がミディアムタイヤを選んだ一方、3番手スタートのボッタス(メルセデス)はユーズドのソフトタイヤをチョイス。大半のドライバーがミディアムを履く中、アルピーヌのアロンソとオコン、アルファロメオ・レーシングのライコネンが新品のソフトタイヤを選んでいる。
蹴り出しをうまく決めたフェルスタッペンがハミルトンの前を取ってターン1を通過し、オープニングラップのうちにハミルトンが何度かオーバーテイクを狙いに行くが、そのたびにフェルスタッペンが防御してリーダーの座を譲らず。マクラーレン勢やレッドブルのペレス、フェラーリのサインツが激しくポジションを競う中、11番手スタートだったアロンソがスペースを見いだしてごぼう抜き、5番手に浮上した。
9番グリッドに並んだサインツは大きく後退して16番手に下がっており、ひとつ前からスタートしたウィリアムズのラッセルと若干の接触があったようだ。後方集団ではハースF1のシューマッハとマゼピンがターン2で同士討ち、マゼピンはスピンを喫したものの体勢を立て直してレースを続けている。
複数箇所でインシデントが発生したとはいえ、1台も欠くことなく5周目に入った時点で先頭のフェルスタッペンは1.2秒のリードを築き、ハミルトン、ボッタス、4番手にフェラーリのルクレール、アロンソがトップ5をキープしていた。
その後ろはマクラーレンのノリスとリカルドの間にペレスが挟まる格好だったが、ペレスがマゴッツとベケッツの区間で突然バランスを崩してスピン、コースを飛び出すハプニングに見舞われる。他車と交錯した形跡はなく、単独スピンを喫したペレスはグラベルに乗り上げながらもコース復帰を果たしたものの、ポジションは18番手まで落ちている。
折り返し地点を過ぎる頃になるとフェルスタッペンがファステストラップを連発し始め、ハミルトンとのギャップを2秒以上に広げていく。ライバルのペースアップに合わせるように最速タイムを塗り替えるハミルトンは僚友ボッタスを4秒以上引き離し、ルクレールはトップ3に2秒強の位置でついていけていたが、ルクレールとノリスの間には10秒以上の差が開いていた。
一時はトップ5につけていたアロンソはマクラーレンの2台にかわされて7番手に下がり、そこから9台ほどが1秒前後のギャップで隊列を作る中、スタート直後に後退していたサインツがオーバーテイクを連発し、最後の17周目に入った時点で11番手まで巻き返していたが、それ以上のポジションを取り戻すにはスプリントクオリファイイングの周回数では足りず。
100kmを走り終えてフェルスタッペンがトップでチェッカーを受け、決勝レースに向けてポールポジションを獲得した。ハミルトンがフロントロー、ボッタス、ルクレール、ノリス、リカルド、アロンソ、ベッテル(アストンマーティン)、ラッセル、オコンがトップ10スタートとなる。
11番手以下はサインツ、ガスリー(アルファタウリ)、ライコネン、ストロール、ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)、角田(アルファタウリ)、ラティフィ(ウィリアムズ)、シューマッハ、マゼピンまでがチェッカーフラッグを受けており、スピンのダメージが影響した様子のペレスはファイナルラップでピットに入ってマシンをガレージに収めている。
初めてのスプリント予選、フェルスタッペンが決勝のポールポジションを決めましたが、ペレスがスピンのため決勝ではメルセデスに対して不利な状況です。
ガスリーと角田も予選と同じポジションなので、厳しい状況ですが、ホンダPU勢、頑張って欲しいですね!
スプリントクオリファイイングのスタート位置を決める予選は初日に行われ、メルセデスのハミルトンがトップタイムを記録し、0.075秒差の2番手にフェルスタッペンがつけ、チャンピオンシップを争う2人がフロントローからスタートした。
シルバーストーン・サーキットを舞台に17周、100kmで争われたスプリントクオリファイイングは気温27.4℃、路面温度48.3℃、湿度44.8%のドライコンディションでフォーメーションラップが始まる。
タイヤ交換の義務がないため、ピットストップすることなくスタートからノンストップで走りきれるとあって、タイヤ戦略に注目が集まったが、1列目の2人がミディアムタイヤを選んだ一方、3番手スタートのボッタス(メルセデス)はユーズドのソフトタイヤをチョイス。大半のドライバーがミディアムを履く中、アルピーヌのアロンソとオコン、アルファロメオ・レーシングのライコネンが新品のソフトタイヤを選んでいる。
蹴り出しをうまく決めたフェルスタッペンがハミルトンの前を取ってターン1を通過し、オープニングラップのうちにハミルトンが何度かオーバーテイクを狙いに行くが、そのたびにフェルスタッペンが防御してリーダーの座を譲らず。マクラーレン勢やレッドブルのペレス、フェラーリのサインツが激しくポジションを競う中、11番手スタートだったアロンソがスペースを見いだしてごぼう抜き、5番手に浮上した。
9番グリッドに並んだサインツは大きく後退して16番手に下がっており、ひとつ前からスタートしたウィリアムズのラッセルと若干の接触があったようだ。後方集団ではハースF1のシューマッハとマゼピンがターン2で同士討ち、マゼピンはスピンを喫したものの体勢を立て直してレースを続けている。
複数箇所でインシデントが発生したとはいえ、1台も欠くことなく5周目に入った時点で先頭のフェルスタッペンは1.2秒のリードを築き、ハミルトン、ボッタス、4番手にフェラーリのルクレール、アロンソがトップ5をキープしていた。
その後ろはマクラーレンのノリスとリカルドの間にペレスが挟まる格好だったが、ペレスがマゴッツとベケッツの区間で突然バランスを崩してスピン、コースを飛び出すハプニングに見舞われる。他車と交錯した形跡はなく、単独スピンを喫したペレスはグラベルに乗り上げながらもコース復帰を果たしたものの、ポジションは18番手まで落ちている。
折り返し地点を過ぎる頃になるとフェルスタッペンがファステストラップを連発し始め、ハミルトンとのギャップを2秒以上に広げていく。ライバルのペースアップに合わせるように最速タイムを塗り替えるハミルトンは僚友ボッタスを4秒以上引き離し、ルクレールはトップ3に2秒強の位置でついていけていたが、ルクレールとノリスの間には10秒以上の差が開いていた。
一時はトップ5につけていたアロンソはマクラーレンの2台にかわされて7番手に下がり、そこから9台ほどが1秒前後のギャップで隊列を作る中、スタート直後に後退していたサインツがオーバーテイクを連発し、最後の17周目に入った時点で11番手まで巻き返していたが、それ以上のポジションを取り戻すにはスプリントクオリファイイングの周回数では足りず。
100kmを走り終えてフェルスタッペンがトップでチェッカーを受け、決勝レースに向けてポールポジションを獲得した。ハミルトンがフロントロー、ボッタス、ルクレール、ノリス、リカルド、アロンソ、ベッテル(アストンマーティン)、ラッセル、オコンがトップ10スタートとなる。
11番手以下はサインツ、ガスリー(アルファタウリ)、ライコネン、ストロール、ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)、角田(アルファタウリ)、ラティフィ(ウィリアムズ)、シューマッハ、マゼピンまでがチェッカーフラッグを受けており、スピンのダメージが影響した様子のペレスはファイナルラップでピットに入ってマシンをガレージに収めている。
初めてのスプリント予選、フェルスタッペンが決勝のポールポジションを決めましたが、ペレスがスピンのため決勝ではメルセデスに対して不利な状況です。
ガスリーと角田も予選と同じポジションなので、厳しい状況ですが、ホンダPU勢、頑張って欲しいですね!