マイアミインターナショナルサーキットで8日(現地時間)、F1第5戦マイアミGPの決勝レースが行われ、3番手スタートから9周目にトップに立ったフェルスタッペン(レッドブル)が、ルクレール(フェラーリ)とのバトルを制して今季3勝目を飾った。
初開催のマイアミGPは、フロリダ州マイアミ郊外に新設されたマイアミインターナショナルサーキットを舞台に開催された。前日に行われた公式予選ではルクレール(フェラーリ)がポールポジションを獲得。サインツ(フェラーリ)が2番手となり、フェラーリがフロントローを独占した。3番手はフェルスタッペン(レッドブル)、4番手はペレス(レッドブル)でレッドブルがセカンドロー。以下ボッタス(アルファロメオ)、ハミルトン(メルセデス)と続いた。
決勝レースは57周。スタートでフェルスタッペンが2位に浮上し、タイトル争いをするルクレールとの一騎打ちの状況になった。トップのルクレールと2位のフェルスタッペンは後続を引き離しながらバトルを繰り広げ、9周目、フェルスタッペンがついにトップに立った。
その後フェルスタッペンは徐々にルクレールを引き離しながらトップを快走。24周目には4.7秒にまでその差が広がっていた。その周にルクレールはピットインを行い、タイヤをミディアムからハードに交換。フェルスタッペンは26周目にピットインし、タイヤをミディアムからハードに交換した。2台のピットイン後はその差が7秒にまで拡大。フェルスタッペンとルクレールはほぼ同じペースで走行し、差は縮まりも広がりもしない膠着状態が続いた。
41周目、ノリス(マクラーレン)とガスリー(アルファタウリ)が接触し、コース上にマシンが止まったためVSC(バーチャルセフティーカー=一定速度で各車両の間隔を保って走行)が出された。このタイミングで4位ペレスがピットインを行い、タイヤをミディアムに変えて順位を保ったままコースに復帰。フェルスタッペン、ルクレール、サインツの上位3台はピットインせずにそのまま走行していたが、その後コース上はセフティーカーランに変わり、各車、差がない状態となった。
4位ペレスがタイヤ的に有利な状態で、47周目にリスタート。しかしペレスはサインツを抜くことができず、フェルスタッペンとルクレールが後続との差を広げながらトップ争いをする展開となった。ルクレールは1秒以内の差でフェルスタッペンを追い何度かバトルを仕掛けたが、残り4周、フェルスタッペンはファステストラップを連発しルクレールとの差を徐々に広げチェッカー。今季3度目、自身23度目となる優勝を飾った。
2位は現在ランキングトップのルクレール。タイトル争いはルクレールが104ポイント、フェルスタッペンが85ポイントとなり、27ポイントあった差は19ポイントまで縮まった。
3位は終盤のペレスの猛追から逃げ切ったサインツで、フェラーリは今季3度目となるダブル表彰台を獲得した。
角田裕毅(アルファタウリ)は9番手スタートから徐々に順位を落とし、誰よりも早い11周目にピットイン。これで大きく順位を落とし再浮上に苦労したが、残り5周で16位から13位にまで浮上。他車のペナルティでひとつ順位が繰り上がり、12位の結果となった。
次戦、F1第6戦はスペインGP。カタロニアサーキットを舞台に5月20日~22日の日程で開催される。
初開催のマイアミGPは、フロリダ州マイアミ郊外に新設されたマイアミインターナショナルサーキットを舞台に開催された。前日に行われた公式予選ではルクレール(フェラーリ)がポールポジションを獲得。サインツ(フェラーリ)が2番手となり、フェラーリがフロントローを独占した。3番手はフェルスタッペン(レッドブル)、4番手はペレス(レッドブル)でレッドブルがセカンドロー。以下ボッタス(アルファロメオ)、ハミルトン(メルセデス)と続いた。
決勝レースは57周。スタートでフェルスタッペンが2位に浮上し、タイトル争いをするルクレールとの一騎打ちの状況になった。トップのルクレールと2位のフェルスタッペンは後続を引き離しながらバトルを繰り広げ、9周目、フェルスタッペンがついにトップに立った。
その後フェルスタッペンは徐々にルクレールを引き離しながらトップを快走。24周目には4.7秒にまでその差が広がっていた。その周にルクレールはピットインを行い、タイヤをミディアムからハードに交換。フェルスタッペンは26周目にピットインし、タイヤをミディアムからハードに交換した。2台のピットイン後はその差が7秒にまで拡大。フェルスタッペンとルクレールはほぼ同じペースで走行し、差は縮まりも広がりもしない膠着状態が続いた。
41周目、ノリス(マクラーレン)とガスリー(アルファタウリ)が接触し、コース上にマシンが止まったためVSC(バーチャルセフティーカー=一定速度で各車両の間隔を保って走行)が出された。このタイミングで4位ペレスがピットインを行い、タイヤをミディアムに変えて順位を保ったままコースに復帰。フェルスタッペン、ルクレール、サインツの上位3台はピットインせずにそのまま走行していたが、その後コース上はセフティーカーランに変わり、各車、差がない状態となった。
4位ペレスがタイヤ的に有利な状態で、47周目にリスタート。しかしペレスはサインツを抜くことができず、フェルスタッペンとルクレールが後続との差を広げながらトップ争いをする展開となった。ルクレールは1秒以内の差でフェルスタッペンを追い何度かバトルを仕掛けたが、残り4周、フェルスタッペンはファステストラップを連発しルクレールとの差を徐々に広げチェッカー。今季3度目、自身23度目となる優勝を飾った。
2位は現在ランキングトップのルクレール。タイトル争いはルクレールが104ポイント、フェルスタッペンが85ポイントとなり、27ポイントあった差は19ポイントまで縮まった。
3位は終盤のペレスの猛追から逃げ切ったサインツで、フェラーリは今季3度目となるダブル表彰台を獲得した。
角田裕毅(アルファタウリ)は9番手スタートから徐々に順位を落とし、誰よりも早い11周目にピットイン。これで大きく順位を落とし再浮上に苦労したが、残り5周で16位から13位にまで浮上。他車のペナルティでひとつ順位が繰り上がり、12位の結果となった。
次戦、F1第6戦はスペインGP。カタロニアサーキットを舞台に5月20日~22日の日程で開催される。