シルバーストーン・サーキットで12日(金)、2019年FIA F1世界選手権第10戦イギリスGP金曜フリー走行2回目が実施され、メルセデスのボッタスがトップタイムをマークした。
ピレリがC1からC3のドライタイヤ3種類を持ち込んだ今週末、初回のフリー走行では終了間際に好タイムを刻んだレッドブルのガスリーがトップに立ち、2番手にボッタス(メルセデス)、3番手にレッドブルのフェルスタッペンが並んだ。
雲が多いものの晴れ間も見えるシルバーストーンにて21.6℃、路面温度36.2℃、湿度53.1%のドライコンディションでセッションが始まると、ほどなくしてアルファロメオ・レーシングのライコネンがコースに向かう。初回セッションでエンジントラブルに見舞われたライコネンはパワーユニットを載せ替えて2回目のフリー走行に臨んでいる。
失った時間を埋め合わせようと早々にプログラムをスタートさせたライコネンに、マクラーレン勢とハースF1のマグヌッセンらが加わり、彼らもまたインストレーションラップから直接、コース上での作業に取り掛かった。
開始から15分が過ぎる頃にはグロージャン(ハースF1)を除く19名がシステムチェックを完了し、フェラーリのベッテルは2周を走ってノータイムのままガレージに引き上げたが、それ以外のドライバーは順次タイムシートに名前を刻んでいる。
前半のセッションでスピンを喫してフロントウイングを破損するなど、出だしにつまずいた格好のグロージャンはハイドロリック漏れの疑いがあるとのことでメカニックが調査に勤しむ間はガレージで待機するしかなく、このセッションでも順風満帆とはいかなかった。
序盤30分間はウィリアムズ勢だけがソフトタイヤを評価し、それ以外のチームはミディアムが大半で、ルノーのリカルドとレーシング・ポイントの2台がハードタイヤのプログラムに専念している。この時点でトップに立っていたのは1分26秒781を記録したボッタスで、2番手にフェルスタッペン、3番手にガスリーが並んでおり、フェラーリのルクレールとベッテルがトップ5に連なった。
いったんは全車がピットに帰還するも、数分後には新しいセットに履き替えたウィリアムズ勢やソフトタイヤに切り替えたボッタスらがコースに出ると、ライバルたちも次々に柔らかいコンパウンドを装着してガレージを離れた。さらに、それまで走行できずにいたグロージャンがようやく出陣の準備を整えてコースに向かい、ミディアムタイヤでシステムチェックを完了した後、走行プランを開始してタイム計測に入っている。
90分のセッションが半分を過ぎた頃、ウィリアムズのラッセルがアンチストールに入ったと報告してピットに帰還。マシンはガレージに入れられてすぐさまジャッキアップされており、ギアボックスにトラブルが発生したものと考えられる。結局、ラッセルがコースに戻ることはなく、30周以上を走り込むドライバーがいる中でわずか11周の走行にとどまった。
また、メルセデスのガレージではボッタス車の周りにメカニックとエンジニアが集まり、エンジンカバーを外した状態で慌ただしく作業に励んでいた。伝えられるところによれば、スパークプラグのトラブルが発生していたようで、チームメイトのハミルトンが24周に周回数を伸ばす一方、ボッタスは13周しか走れていない。
終盤はほとんどのチームがレースを想定したプログラムに取り組んだが、残り時間が15分を切ろうというタイミングでリカルドがルノーマシンのトラブルを訴えて停車。無線で「スイッチが切れた。トラブルだ」と報告したリカルドは芝生の上に乗り上げ、マゴッツ付近にマシンを止めており、マーシャルの手を借りてコース外にマシンを出した。その間、バーチャルセーフティカーが発令され、ドライバーたちは減速した状態での走行を強いられている。
再びグリーンライトが灯ってすぐ、修復作業を終えたボッタスがガレージを後にし、チェッカーが振られるまで周回を重ねた。チームによると、問題は解消されたとのことで再発の可能性はないと自信を見せている。
90分のセッションを終え、1分26秒732を残したボッタスが最速となり、0.069秒差で僚友ハミルトンが2番手、0.197秒遅れの3番手タイムを刻んだのはルクレールだ。ベッテルはトップ3に少し遅れて4番手、ガスリー、ランド・ノリス(マクラーレン)、フェルスタッペンがトップから0.9秒以内のタイムを記録してトップ6に並んでいる。
トロ・ロッソのアルボンが9番手に食い込み、クビアトは11番手につけた。
ホンダPU勢、ガスリーが覚醒したのかフェルスタッペンを上回り、アルボン9番手、クビアト11番手と明日の予選が楽しみですね!
ピレリがC1からC3のドライタイヤ3種類を持ち込んだ今週末、初回のフリー走行では終了間際に好タイムを刻んだレッドブルのガスリーがトップに立ち、2番手にボッタス(メルセデス)、3番手にレッドブルのフェルスタッペンが並んだ。
雲が多いものの晴れ間も見えるシルバーストーンにて21.6℃、路面温度36.2℃、湿度53.1%のドライコンディションでセッションが始まると、ほどなくしてアルファロメオ・レーシングのライコネンがコースに向かう。初回セッションでエンジントラブルに見舞われたライコネンはパワーユニットを載せ替えて2回目のフリー走行に臨んでいる。
失った時間を埋め合わせようと早々にプログラムをスタートさせたライコネンに、マクラーレン勢とハースF1のマグヌッセンらが加わり、彼らもまたインストレーションラップから直接、コース上での作業に取り掛かった。
開始から15分が過ぎる頃にはグロージャン(ハースF1)を除く19名がシステムチェックを完了し、フェラーリのベッテルは2周を走ってノータイムのままガレージに引き上げたが、それ以外のドライバーは順次タイムシートに名前を刻んでいる。
前半のセッションでスピンを喫してフロントウイングを破損するなど、出だしにつまずいた格好のグロージャンはハイドロリック漏れの疑いがあるとのことでメカニックが調査に勤しむ間はガレージで待機するしかなく、このセッションでも順風満帆とはいかなかった。
序盤30分間はウィリアムズ勢だけがソフトタイヤを評価し、それ以外のチームはミディアムが大半で、ルノーのリカルドとレーシング・ポイントの2台がハードタイヤのプログラムに専念している。この時点でトップに立っていたのは1分26秒781を記録したボッタスで、2番手にフェルスタッペン、3番手にガスリーが並んでおり、フェラーリのルクレールとベッテルがトップ5に連なった。
いったんは全車がピットに帰還するも、数分後には新しいセットに履き替えたウィリアムズ勢やソフトタイヤに切り替えたボッタスらがコースに出ると、ライバルたちも次々に柔らかいコンパウンドを装着してガレージを離れた。さらに、それまで走行できずにいたグロージャンがようやく出陣の準備を整えてコースに向かい、ミディアムタイヤでシステムチェックを完了した後、走行プランを開始してタイム計測に入っている。
90分のセッションが半分を過ぎた頃、ウィリアムズのラッセルがアンチストールに入ったと報告してピットに帰還。マシンはガレージに入れられてすぐさまジャッキアップされており、ギアボックスにトラブルが発生したものと考えられる。結局、ラッセルがコースに戻ることはなく、30周以上を走り込むドライバーがいる中でわずか11周の走行にとどまった。
また、メルセデスのガレージではボッタス車の周りにメカニックとエンジニアが集まり、エンジンカバーを外した状態で慌ただしく作業に励んでいた。伝えられるところによれば、スパークプラグのトラブルが発生していたようで、チームメイトのハミルトンが24周に周回数を伸ばす一方、ボッタスは13周しか走れていない。
終盤はほとんどのチームがレースを想定したプログラムに取り組んだが、残り時間が15分を切ろうというタイミングでリカルドがルノーマシンのトラブルを訴えて停車。無線で「スイッチが切れた。トラブルだ」と報告したリカルドは芝生の上に乗り上げ、マゴッツ付近にマシンを止めており、マーシャルの手を借りてコース外にマシンを出した。その間、バーチャルセーフティカーが発令され、ドライバーたちは減速した状態での走行を強いられている。
再びグリーンライトが灯ってすぐ、修復作業を終えたボッタスがガレージを後にし、チェッカーが振られるまで周回を重ねた。チームによると、問題は解消されたとのことで再発の可能性はないと自信を見せている。
90分のセッションを終え、1分26秒732を残したボッタスが最速となり、0.069秒差で僚友ハミルトンが2番手、0.197秒遅れの3番手タイムを刻んだのはルクレールだ。ベッテルはトップ3に少し遅れて4番手、ガスリー、ランド・ノリス(マクラーレン)、フェルスタッペンがトップから0.9秒以内のタイムを記録してトップ6に並んでいる。
トロ・ロッソのアルボンが9番手に食い込み、クビアトは11番手につけた。
ホンダPU勢、ガスリーが覚醒したのかフェルスタッペンを上回り、アルボン9番手、クビアト11番手と明日の予選が楽しみですね!
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