真のドライバーズサーキットとして世界のファンやドライバ
ーに愛される鈴鹿サーキットにて、4日(土)14時から
2014年FIA F1世界選手権第15戦日本GP予選が実施さ
れた。
初日、2日目ともフリー走行ではメルセデスが他を寄せ付
けぬ1-2を決めてきたが、金曜日の午後にトップタイムを
残したハミルトンは土曜フリー走行終盤にクラッシュ。
予選スタート時の天候は晴れ、気温24℃、路面温度40℃
のドライコンディション。
Q1が始まると次々とマシンがコースになだれ込み、その
中には懸命なマシン修正が完了したハミルトンや、パワー
ユニットの交換を実施したライコネンらの姿もあった。
Q1が終了してノックアウトされたのは17番手マルドナド以
下、グロージャン(ロータス)、エリクソン(ケータハム)、ビ
アンキ(マルシャ)、そして2年ぶりの鈴鹿ながら走行時間
不足に悩まされた可夢偉とチルトン(マルシャ)の6名だっ
た。
Q2では、11番手ベルヌからペレス(フォース・インディア)、
クビアト(トロ・ロッソ)、ヒュルケンベルグ、スーティル、グ
ティエレス(ザウバー)がここで予選を終えた。
Q3は、メルセデスデュオでまずはロズベルグに軍配が上
がる。ロズベルグのタイムに狙いを定めたハミルトンだっ
たが、0.2秒足りずに鈴鹿のポールポジションをチームメイ
トに明け渡している。
2番手以降はハミルトン、ボッタス、マッサ、アロンソ、リカ
ルド、マグネッセン、バトン、ベッテル、ライコネンが予選
トップ10に入っている。
今日は台風で、決勝は雨が予想されますが、却って可夢
偉にとってはチャンス!
可夢偉頑張れ!
台風18号の接近に伴って決勝時間の調整が検討されて
いる鈴鹿サーキットにて、3日(金)14時から2014年FIA
F1世界選手権第15戦日本GP金曜フリー走行2回目が実
施された。
午前に実施された1回目のフリー走行ではロズベルグが
トップタイムをマークし、僚友ハミルトンが2番手に入って
いる。公式セッションデビューを果たした17歳の若手、
フェルスタッペンは終盤にトラブルに見舞われたものの、
それまでに12番手タイムを残した。
2回目のセッション開始時の鈴鹿は、青空が覗きながらも
雲がかかっている状態。気温28℃、路面温度43℃のドラ
イコンディション。
初回セッションはロベルト・メルヒにマシンを譲っていた可
夢偉の登場で会場は盛り上がったが、可夢偉は4周目に
入ったところで突如リアのコントロールを失い、体制を制
御できないままバリアにクラッシュしてしまう。
このセッションを制したのはハミルトン。2番手からはロズ
ベルグ、ボッタス、バトン、ベッテルと続き、ライコネンとア
ロンソのフェラーリディオが6番手と7番手だった。
3周の走行にとどまった可夢偉のタイムは22番手となって
いる。
可夢偉、本日のフリー走行でもブレーキトラブルで思うよう
に走れない様です。
予選、決勝ではトラブルなく走らせたいですね。