快晴。よく晴れて、山も紅葉で色づき始めた。暖かい日差し。
すこし時間があったので、畑に行く。石灰を撒いた畑を一畝掘り起こし混ぜ返す。誰が飼っているのか、畑の脇にある崖の上から、鶏たちがしきりに鳴き声をあげているのが聞こえてくる。
よい天気で、五メートルも掘り進むと汗ばんできて、着て来たジャンバーと を脱いで、竹竿に掛ける。
一時半に終了し、ネギ畑にもどると、ちょうど先生が来られ、「水菜など植えられますか。壬生菜や春菊も食べられるなら植えはったらよろしい」といわれて、調子に乗って植えることにする。自分の畑から苗をもってきてくださった。
それを教えられたとおり、一畝、縦に六株ずつ、十センチくらいの間隔で行列を作りながら植えてゆく。根の部分だけを浅く土に植え込み、そのあと根の周りだけ土が締まるように水を軽く注ぐ。
三時に終えて帰る。