作雨作晴


日々の記憶..... 哲学研究者、赤尾秀一の日記。

 

2月21日(金)のTW:スイスに国防と民主主義を学べ(3)

2014年02月22日 | ツイツター

厳しく監視されている組織に我々の工作員が浸透するには時間と忍耐が必要だ。まず彼らは忠実な「協力者」として敵側に認められる必要がある。その上で、官公庁、交通、メディアなどの主要ポストに配置され、その日が来れば、我が領土の解放に重要な役割を果たすことになる。(スイス政府『民間防衛』)

shuzo atiさんがリツイート | RT

中国景況指数が大幅悪化 東証では株安が進行 やまと新聞 p.tl/uUaI


スイスに国防と民主主義を学べ(2 )【左右の全体主義に動揺しない国民性を】そのためには、国民一人一人がしっかりした主体性を持つことができる、付和雷同しないそれぞれが自立した精神の持ち主になれるような教育を国民は考えることだ。オーム真理教の殺人犯を生徒として教えた学校教育と、彼ら青年を生んだ我が国の文化と教育が抱える問題の根本的な解決を。


どんな物質でも多少は放射線を弱めることができる。厚さ1mのコンクリートがあれば一次放射能は200分の1に、1mの土なら150分の1になる。爆発とともに生ずる放射線は直線的に広がるから、地面の小さな窪地にでも入っていれば、放射線の一部分を防ぐことができる。(スイス政府『民間防衛』)

shuzo atiさんがリツイート | RT

有事に備えて、少なくとも家族1人につき米2キロ、麺類2キロ、砂糖2キロ、食用脂肪1キロ、食用油1リットル、ほかにスープ、ミルク、果物、肉、魚などの缶詰、石鹸や洗剤、冬の燃料などを前もって備蓄しておく必要がある。政治情勢が悪くなってからでは遅すぎる。(スイス政府『民間防衛』)

shuzo atiさんがリツイート | RT

スイスに国防と民主主義を学べ(2... fb.me/3cePa4kTD


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2月20日(木)のTW : スイスに国防と民主主義を学べ(2)

2014年02月21日 | ツイツター

北朝鮮拉致被害者奪還と小泉交渉の実体。【お薦めの動画 - 青ちゃん 2014.02.19 】 提供:別寅かまぼこ - dailymotion.com/video/x1cokde_… @DailymotionUSAさんから


2014-02.20 「慰安婦の証言の裏付け調査は行わなかった」石原信雄元官房副長官 山田宏 衆院予算委員会 2 - dailymotion.com/video/x1cr0ym_… @DailymotionUSAさんから


他国占領後に『新体制』が取る最初の措置は、青少年を確保し、彼らに新しい教義を吹き込むことである。歴史教科書は、勝利を得たイデオロギーに適応するように作られる。多くの国家機関は、青少年が新体制に参加するようにあらゆる方法でそそのかすよう努める。(スイス政府『民間防衛』)

shuzo atiさんがリツイート | RT

すべての国民の共通の幸福を図るために、国家に強い力を与えてそれを共同のものとしつつ、一方、国民各自は、思想・言語・精神的伝統については自由である。共同体全体の自由があってはじめて各個人の自由がある。我々が守るべきはこのことである。(スイス政府『民間防衛』)

shuzo atiさんがリツイート | RT

ロシア人の立場からの見解。【日本人たちは米国人たちに広島・長崎爆撃を思い出させた: The Voice of Russia 】p.tl/UFEK


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2月17日(月)のTW:#皇室典範、#コモン・ロー、#法、#ケルゼン、#人定主義

2014年02月18日 | ツイツター

「皇室典範が、伝統・慣習の凝集したコモン・ローもしくは、“法”の地位をもつ、そのことにおいて、ケルゼン系「人定法主義」の攻撃の対象となっており、「人定法主義」者としては、国会の権力を通じて何としてでも皇室典範の実質解体をしたいのである。」(『悠仁天皇と皇室典範』中川八洋)

shuzo atiさんがリツイート | RT

ロシア青年二人、上海に建設中の高層ビルに上る。Shanghai Tower (650 meters): youtu.be/gLDYtH1RH-U @youtubeさんから


⑦「正義は必ず勝つ」とか「正直者は必ず報われる」とかいった言葉を人間は常に信じたがっており、これは、人間が最も好きな言葉かも知れない。

だがこの言葉を裏返すと恐しい。

というのは、「敗れた者は必ず不義」で「報われなかった者は不正直」となる。

shuzo atiさんがリツイート | RT

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2月16日(日)のTW:スイスの国防に学べ

2014年02月17日 | ツイツター

現代は、宣伝の技術や手段が発達しているので、あらゆる形で他国に浸透することが可能だ。ある国は、防衛姿勢を示すことなく敗北し占領されてしまった。それは、その国民の魂が、利害関係のある「友人」の演説に心地良く酔わされて、少しずつ眠り込んでしまったためである。(スイス政府『民間防衛』)

shuzo atiさんがリツイート | RT

今なすべきことは、祖国に対する忠誠を守り続け、一人一人が道徳的な抵抗の模範を示すことである。占領軍は、自由と独立を求める意志が張りつめている国民を屈服させることはけしてできないだろう。そういう国民を傷つけることはできるが、屈服させることは不可能である。(スイス政府『民間防衛』)

shuzo atiさんがリツイート | RT

百田尚樹氏への支援する声を国民としてあげないと、これから正しいことを発言できなくなります。南京大虐殺などないし東京大空襲は大虐殺です。アメリカを責めているのでも保障を求めてもいません。戦争には絶対反対のメッセージです。 pic.twitter.com/89R8dGUQ9W

shuzo atiさんがリツイート | RT

このような国家がお隣にある。きちんとした対策をたてておく必要がある。 RT @kankimura: 李明博政権期の北朝鮮による韓国批判ビデオ。お世辞にも良い趣味とは言えませんな。youtube.com/watch?v=MCNR2n…


原子を割るよりも偏見を割るほうが難しい 。(アインシュタイン) Es ist schwieriger, eine vorgefasste Meinung zu zertrümmern als ein Atom. goo.gl/6Whh1

shuzo atiさんがリツイート | RT

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2月15日(土)のTW:少子化対策はどうなった?など

2014年02月16日 | ツイツター

「2月12日(水)のTW:朝鮮人「慰安婦」と日本人「慰安婦」」第二次世界大戦時の朝鮮は日本国だったから、朝鮮人「慰安婦」も日本人「慰安婦」も同じ条件で貧困その他を理由に売春に従事した。日本人慰安... goo.gl/fqdqUB


「2月12日(水)のTW:朝鮮人「慰安婦」と日本人「慰安婦」」第二次世界大戦時の朝鮮は日本国だったから、朝鮮人「慰安婦」も日本人「慰安婦」も同じ条件で貧困その他を理由に売春に従事した。日本人慰安婦も朝鮮人慰安婦も置かれた状況は同じ。 fb.me/XzodrEZQ


「東北復興の象徴として、フィギュアスケート・トレーニングセンターを仙台に」【祝・羽生結弦君金メダル - 】【水間条項ー国益最前線ジャーナリスト水間政憲のブログです。】新刊本『ひと目でわかる「アジア解放」時代の日本精神』の発売中! p.tl/b2Il「」


現在の少子化対策担当大臣【内閣府特命担当】は森まさこさん。この重要なポストで、どんな仕事をされているのか全く見えてこない。彼女は特定秘密保護法案も担当されているけれども、少子化対策がそんな兼業で出来るような片手間仕事なのか。任命した安倍首相の少子化対策の認識と覚悟が疑われる。


羽生結弦の曲がゼフィレッリ=ニーノロータだったのは私の世代のオリヴィアハッセーリアルタイム視聴派にとってはきっと胸をえぐられるような思いだったのではないでしょうか。

shuzo atiさんがリツイート | RT

We flew over Italy last night. Awesome view! pic.twitter.com/G5Krgz8jS6

shuzo atiさんがリツイート | RT

澄んだ空気に包まれた、夕暮れ前の猪苗代湖上空から撮影した写真です。 pic.twitter.com/SlnaLKkZbD

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Saw beautiful aurora over Russia earlier today. pic.twitter.com/8H5rQWXvm5

shuzo atiさんがリツイート | RT

村山富市氏にも当てはまりそうだ。 RT @dt_reibunshu: みずから虫けらになる者は、あとで踏みつけられても文句は言えない。(カント) Wer sich zum Wurm macht, soll nicht klagen, wenn er getreten wird.


田中巴之助は後の田中智学である。八紘一宇を造語したといわれている。そして八紘一宇が大日本帝国の国是と確認できるのは昭和戦前。日本書紀にもないその意味が追加されたのは田中巴之助による教育勅語の曲解がある。彼の『勅語玄義』がその証拠。

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国内最古、2万年前の貝製道具が出土 沖縄の遺跡  :日本経済新聞 s.nikkei.com/M1KT5Q


戦争の危険が生じたとき、外国は我々に注目している。我々の一挙手一投足が注意深く見守られている。戦争の危険に我々がどのように対処するか、どのように持ちこたえていくかを見て、敵は我々を攻撃するかどうかを決める。(スイス政府『民間防衛』)

shuzo atiさんがリツイート | RT

陰険で周到な宣伝は、国民の抵抗意思を挫くことができます。心がくじけたときに、腕力が何の役に立つでしょうか。反対に、決意を固めた指導者のもとに全国民が団結したとき、誰が彼らを屈服させられるでしょう。民間国土防衛は、まず意識に目覚めることから始まります。(スイス政府『民間防衛』)

shuzo atiさんがリツイート | RT

「胸くそわるい、精神をもたないほら吹きにして比類のない、ばかげたへぼ学者ヘーゲルをわれわれはドイツにおいてあらゆる時代の最大の哲学者と言いふらすことができた。そして数千の人びとが、二十年のあいだ頑固にこれを信じてきた」ショーペンハウアー『意志と表象としての世界』続編1

shuzo atiさんがリツイート | RT

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2月12日(水)のTW:朝鮮人「慰安婦」と日本人「慰安婦」

2014年02月13日 | ツイツター

【なぜ「日本人慰安婦」には無関心なのか 言葉に詰まった村山氏】goo.gl/3FA9wC<<第二次世界大戦時の朝鮮は日本国だったから、朝鮮人「慰安婦」も日本人「慰安婦」も同じ条件で貧困その他を理由に売春に従事した。日本人慰安婦も朝鮮人慰安婦も置かれた状況は同じ。

 
※20140215
 
 
 
戦争当時は売春は倫理道徳的にはとにかく違法な商行為ではなかった。女衒業者たちは、貧困その他のさまざまの事情で売春行為に従事せざるを得なかった女性たちを集めて商業行為として売春を営んだ。当時の日本軍がそれを否定することなく利用、活用したことは事実。

しかし、その一方で大日本帝国は法治国家でもあったので、当時日本の行政下にあった朝鮮においても、刑法の規制があったはずである。実際にも、女性を誘拐し人身売買に従事した朝鮮人の売買春斡旋業者らが、警察によって拘束されている。少なくとも憲法、刑法などの施行下にあり三権分立の確立していた当時の日本、朝鮮において、強制連行などの違法行為を軍隊が実行する余地があったとは推測できない。
 
ただし、国家が売買春を公認し、容認していた事実は否定できない。
 

メディアの偏向の行き着く先を我々はよく知っている。二紙で99%のシェアを誇る地元メディアの偏向した政治姿勢が建設的な政治論争の芽を断ってしまった沖縄の悲哀を見る限り、そんな状況が民主主義にとって望ましいものでないことは目に見えている。メディア幹部は驕りを正し謙虚に報道して欲しい。

shuzo atiさんがリツイート | RT

 
 
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2月9日(日)のTW:天然の美、“歴史の偽造屋”西尾幹二の妄言狂史(Ⅱ)

2014年02月10日 | ツイツター

美しき天然【美しき天然(うるわしきてんねん)は、田中穂積作曲、武島羽衣作詞の唱歌。1902年(明治35年)完成。ワルツのテンポでと楽譜に表示されている。天然の美(てんねんのび)とも呼ばれる。】youtube.com/watch?v=GXgkpT…


“歴史の偽造屋”西尾幹二の妄言狂史(Ⅱ)
――“冤罪捏造”の<西尾史観>と分裂症の妄想・幻覚
                    
筑波大学名誉教授 中 川 八 洋 
goo.gl/7QNTmj


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2月3日(月)のつぶやき

2014年02月04日 | ツイツター

「「書評へのご返信」の御礼」
「真の愛国心」と「民主主義」の我が国に行き渡るべく、橡川先生が長年にわたる学問のご研鑽に打ち込まれられたこと、僭越ながら敬意を表します。 goo.gl/5GMg0G


「「書評へのご返信」の御礼」
「真の愛国心」と「民主主義」の我が国に行き渡るべく、橡川先生が長年にわたる学問のご研鑽に打ち込まれられたこと、僭越ながら敬意を表します。 fb.me/2H9aHFcpV


「「書評へのご返信」の御礼」書評へのご返信、拝読させていただきました。

「真の愛国心」と「民主主義」の我が国に行き渡るべく、橡川先生が長年にわたる学問のご研鑽に打ち込まれられたこと、僭越ながら敬意を表します。 fb.me/6qgdL8IPl


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「書評へのご返信」の御礼

2014年02月02日 | 書評

 

「書評へのご返信の御礼

 

橡川一朗様

拝復

今年も年の瀬が押し迫って参りました。

 橡川様におかれましても日々ご健勝にお過ごしのことと存じます。

この度私のつたない「書評」に対して、過分なご返信を戴き、まことにありがとうございました。メールの受信を見落とし気づかず、お礼を申しあげるのが遅れましたこと、お詫びいたします。

書評へのご返信、拝読させていただきました。

「真の愛国心」と「民主主義」の我が国に行き渡るべく、橡川先生が長年にわたる学問のご研鑽に打ち込まれられたこと、僭越ながら敬意を表します。

ご 返信の末尾に「ドイツの歴史学者が自国の奴隷制を頑強に否定する背景には、自国文化への自信の無さから来る偏狭な愛国心があり」と述べておられましたよう に、ドイツの歴史学者に対する批判が、現在の日本のある種の「保守的論壇」に対する橡川先生の批判でもあることは推測できます。

また、 「わが日本で、せめて歴史学者だけでも、源氏物語とその古注を理解して、日本文化への確かな誇りに支えられ、そのうえで自国史上の汚点を率直に認めて、そ の遺制の克服に資するような「真の愛国心」を持ってほしいというのが、私のささやかな勉強のすえの悲願です。」と仰られていることも、橡川先生の生涯にわ たる学究の後に至った信念なのだろうと推察いたします。

橡川先生の仰られるように「そのうえで自国史上の汚点を率直に認めて」と言うことも私は反対ではありません。

し かし、同時にその一方で、「戦後の日本の民主主義教育」は、マルクス主義の階級闘争史観などの影響もあって、あまりにも過去の「自国史上の汚点」の強調の みに終始してきたと私は思います。そうして物事を一面でしか見ようとしない、あるいは見ることしかできないのも、戦後の日本国の教育が「浅薄な哲学の貧 困」の上に打ち立てられたものだからだと私は思います。

戦後の教育が本当に深く崇高なものであれば、「自国史上の汚点」とともに、「自国史上の栄光」も公平にその歴史的、哲学的意義をその深底において把握し、肯定、否定の両側面を公平に国民に教えてきただろうと思います。

橡 川先生のようにマルクス主義の影響に学問の研鑽を積まれた学者方は、かっての社会党党首、村山富市氏などもそうであると思いますが、当時の大日本帝国の置 かれた歴史的政治的な国際環境を公平に見ることなく、戦後のGHQの教育政策と共振して、「自国史上の汚点」のみを強調しすぎていると思います。

橡 川先生の仰る「自国史上の汚点を率直に認めて、その遺制の克服」することができるためには、その一方で「自国史上の栄光」の側面も日本国民が納得しなけれ ばなりません。それなくしては「自国史上の汚点を率直に認めて、その遺制の克服」することもできないと私は思います。敗戦後一世紀を過ぎて始めて、日本国 の自国の歴史を肯定否定両面をフィフティー・フィフティーで公正に評価できるようになるのだと思います。

歴史に利害関係の当事者として関わった中国共産党や現行日本国憲法やGHQの遺制が残されている間は、客観的で全面的な公正な歴史の評価はまだできないだろうと思います。

ご 返信を読んで感じた所を率直に書かせて戴きましたが、これらの問題については私も未だ研究途上にあります。残念ながら仏教思想としての「源氏物語」にも、 いまなお手を付ける余裕もありません。引き続き何かとご教示頂ければ幸いに存じます。また、先生のその他のご著書についても「書評」を書かせていただく機 会のあることを願っております。

橡川先生は旧制一高の卒業生であられるそうですが、戦後の教育改革は改正された側面よりも改悪された比重 が大きいのではないかと思います。教養主義の失われた戦後教育では橡川先生のような学者も残念ながら生まれにくくなっているのではないでしょうか。旧制高 等学校教育を生きて体験されておられる橡川先生にも、戦前教育の実際についてその正確な記録を残して頂ければと思います。

最後に、先生のご返信とこの私のメールを、つたなくマイナーな私のブログ「作雨作晴」などにも記録させていただいてもよろしいでしょうか。

寒さのつのる時節柄、くれぐれもご自愛のほど、お祈り申し上げます。

                     ブログ「作雨作晴」 管理人    
                                        



※追記20140201

ここで橡川一朗氏が問題にされておられるのは、「真の愛国心」とは何か、ということと「自国史上の汚点を率直に認める」とはどういうことか、ということだと思います。

神風特攻隊に所属して敵艦に体当たりした若い兵士たちの愛国心が、偽の愛国心だったとも思いません。彼らは若くして国のために命を犠牲にしましたから、橡川氏のように、著書も論文も遺すことができませんでしたが、彼ら青年の日本兵士の愛国心が、橡川氏のそれよりも劣った「偽」の真実でない愛国心の持ち主であったとは思いません。

また、「自国史上の汚点」といっても、その「汚点」がどのような原因で引き起こされたものであるのか、結果のみの観点からではなく、原因の方向からも追求する必要があると思います。「汚点」といっても、ミクロの観点ばかりではなく、マクロの観点からも眺めなければ、歴史を客観的に公正に評価はできないと思います。「汚点」も他者があってはじめて汚点たりうるのですから。ですから、この「汚点」も現象だけを見るのではなく、その由って来る原因を正しく洞察しなければ、「小さな悪」だけを過大に責めて、それより根本的な「大きな悪」を見ることもできず、見逃してしまうということになるでしょう。

また、現在のように中国共産党や現行日本国憲法やGHQの遺制が残されて、アメリカの占領統治が事実として存続している限りは、「敗戦国の論理」が「戦勝国の論理」とは対等には扱われることはないでしょう。

それではいくら「自国史上の汚点」を認めよといっても、その一方的で不公正な断定を国民は納得しないでしょう。少なくとも欧米と同等以上の「侵略」も「植民地」も日本にはなかったからです。ただ欧米諸国と利害が対立していただけです。どちらが正義で、どちらが悪ということは、少なくとも日本には当てはまりません。ただ戦争に負けたから、一方的に「汚点」を承認させられているだけのことです。

またマルクス主義の階級闘争史観を信奉する人たちは、ブルジョア国家性悪説を克服できず、また、彼らの労働者世界市民主義は、国家の所属や国益に反する意識や行為となって、自らの所属する具体的な国家や国民、民族に多大の損失を招くことになっているのも事実です。彼らの抽象的な国家観と労働者世界市民主義は、むしろ自ら所属する国家の否定が彼らの価値観であり利益であり、またそれを肯定するまでになっています。朝日新聞などの記者たちに見られる自虐史観と言われる「反日」行為も、彼らの持つ国家観や労働者世界市民主義の結果です。

大日本帝国があの戦争にもし勝っていれば、すべての価値観は現在のそれと百八十度転換することは、少しの想像力があればわかります。そのときは現在のアメリカ国民と同じように、橡川先生の言われる「自国史上の汚点」など、どこの国の話かということになっていたでしょう。







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2月1日(土)のつぶやき

2014年02月02日 | ツイツター

「書評に対する返信」かなり昔に橡川一朗氏の著書『近代思想と源氏物語』について拙いながら書評を書いたことがあります。それをネット上に公開していたところ... blog.goo.ne.jp/askys/e/120d3e…


「書評に対する返信」かなり昔に橡川一朗氏の著書『近代思想と源氏物語』について拙いながら書評を書いたことがあります。それをネット上に公開していたところ、どうやら著者ご本人のお目に留まったらしく、「書評に対する返信」という形でメール... fb.me/2EtLEgBAd


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