作雨作晴


日々の記憶..... 哲学研究者、赤尾秀一の日記。

 

7月30日(土)のつぶやき

2016年07月31日 | ツイツター

※20160731追記

ここでとくに我が国の戦後民主主義者たちの誤解を避けるために一言しておくならば、連合国がポツダム宣言の中で「日本の世界征服」について論及しているとしても、それはあくまでも連合国サイドからの判定であって、日本の国体主義者たちにとっては、主観的には八紘一宇のスローガンのもと、中国大陸に五族協和の大東亜共栄圏の建設を目指していたものだった。それが欧米の国家権益とは矛盾敵対するものであったところから、彼らによって「日本の世界征服」として捉えられたにすぎない。一方で、当時のスターリン・ソビエトや毛沢東らの共産主義者たちの立場からすれば、アメリカ、イギリスなどの国際戦略は「アメリカ帝国主義者らの世界支配」を企図するものとして認識されていたのである。

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