教育は最も安価な国防である。(エドマンド=バーク) Erziehung ist die billigste Verteidigung der Nationen.
— ドイツ語メール例文集&格言集 (@dt_reibunshu) 2017年2月20日 - 18:16
ベスト・オブ・バッハ goo.gl/WFgHDo
— Tukihosi (@soratine) 2017年2月20日 - 19:01
題知らず(492 新潮社版)の和歌で、西行は何を主題に詠もうとしたのだろうか。
— Tukihosi (@soratine) 2017年2月20日 - 21:24
若き日に出家した西行にとって、孤独は彼の終生の友だった。この歌もおそらく彼がその生涯の多くの日々を暮らした山里の草庵で詠まれたものだろう。家族を捨てた西行には、すでに共寝すべき妻も子供もいない。
そして、すでに老境深く入り込んだ西行は深夜にも寝覚めすることはめずらしくもない。
— Tukihosi (@soratine) 2017年2月20日 - 21:25
そんな初冬のある夜、寝覚めした西行は、身を横たえるわびしい草庵の茅葺きの屋根に、落ち葉とともに時雨の滴り落ちる音を聴く。闇の中に耳に響くその音が、それでなくても寝覚めて「侘しい」西行の心を
いっそう侘びしくさせて彼を悲しませる。夜中の時雨にさらに侘びしくさせられた彼の心の悲しみはどれほど切ないものだったろう。
— Tukihosi (@soratine) 2017年2月20日 - 21:27
後世において自覚的に西行を追慕してきた芭蕉は、この「侘び」を「寂び」とともに彼の俳句の目指す境地としたが、
西行の和歌においても「侘び」は孤独を象徴する感情として和歌の基調音に流れている。
— Tukihosi (@soratine) 2017年2月20日 - 21:28
冬
長楽寺にて、夜紅葉を思ふといふことを、人々よみけるに
491
夜もすがら 惜しげなく吹く 嵐かな
わざと時雨の 染むる梢を
題しらず
492
寝覚する 人の心を 侘びしめて
時雨るゝ音は 悲しかりけり