§2[意識と知識]
Das Bewusstsein überhaupt ist die Beziehung des Ich auf einen Gegenstand, es sei ein innerer oder äußerer. Unser Wissen enthält teils Gegenstände, welche wir durch sinnliche Wahrnehmungen erkennen; teils aber Gegenstände, die dem Geist selbst ihren Grund haben. Jene machen die /sinnliche,/ diese die /intelligible/ Welt aus. Die rechtlichen, sittlichen und religiösen Begriffe gehören zur letzteren.
二
意識とは一般的に、一つの対象と「私」との関係である。その対象が私の内部にあるものか、あるいはそれが外部にあるかにはかかわらない。私たちの知識には、一方では、私たちが感覚的な知覚を通して認識する対象が含まれているが、しかし他方においては、その知識の対象は精神自身に根ざしている。前者は/感覚的な/世界からなり、後者は/知的な/世界を構成する。法的な概念、道徳的な概念、そして宗教的な概念は後者に属する。(※ 1)
※1
意識とは私と対象の或るものとの関係のことであるが、その対象は目や耳、鼻などの感覚器官によって認識しうる外部にある対象と、善悪や真偽、美醜など、精神自身に原因をもつ内部にある対象とに分かれる。後者は知的な世界を構成する。
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