TMPCWA最新情報 2006年4月20日
すべてのTMPCWAの支援者の皆さんに熱い挨拶を送ります。
昨日(2006年4月19日)、私達は調停仲裁官シモネッテ・カラボカルの裁定書の
謄本を入手しました。すでに労働雇用省から裁定が出ているそうだとの情報が内
部組合員からもたらされてきましたので。私達が予測してきたとおり、それはT
MPCLOをえこひいき(・・・・・)するものでしょう。裁定は、去る2006年4
月5日の審問の2日後になされています。女史の裁定は次の3点をめぐってなされ
ています。
即ち、
1) 2月16日に実施された投票は無効であるか否か、
2)2006年2月16日の承認投票は申立人が提起した理由に基づき無効とすべきで
あるか否か、および
3) 210票のチャレンジ票を開票し算入すべきであるか否かについてです。
調停仲裁官は2006年2月16日の承認投票に対する我々の抗議を却下して、TMP
CLOを勝者と認定し、TMPCにおける全一般従業員の唯一交渉団体であると
宣言しています。このカラボカルの一方的な裁定は、経営陣およびTMPCLO
の見解とほとんど同じものです。
我々は、このカラボカルの一方的に対する糾弾集会を準備中であり、また労働雇
用省長官に再審査申立を提出していきます。
これより前、先週火曜日に、TMPCLOの内部指導者達は経営側の者達と共
に、IMFが国際的次元でトヨタ製品不買キャンペーンを開始しているため、ト
ヨタの売上高が25%に低下しつつあるという悪質な情報を流していました。TM
PCLOと経営側はこのように労働者を脅かしつつ、TMPCWAを支持しない
よう、またIMFのキャンペーンに乗せられないよう労働者を説得しています。
その同じ日、TMPの筆頭副社長デイヴィッド・ゴー・Dr.がCLOの指導者達
に、すでに労働雇用省から裁定が出されたからお目出とうと言っていました。C
LOの指導者達は監督職組合と共に、いよいよ労働協約交渉を開始するという噂
を広め、その調印記念ボーナスをもらえるようCLOに入るべきであると一般労
働者に呼びかけています。
先週水曜日、TMPCWAは工場内で遊説集会を打ち上げ、CLO指導者達と監
督職組合指導者達、およびカラボカルの一方的裁定によるどす黒い宣伝キャン
ペーンの背後にひそむあらゆる嘘を明らかにし、暴露しました。一般労働者の多
くは、CLOの指導者達、とりわけその委員長ロモトスの言うことを信じていま
せん。我々はまた、IMF、TMPCWAおよび全造船がこれから打ち上げるい
かなるキャンペーンについても、まだ情報はないということを明らかにしまし
た。
すべてのTMPCWAの指導者と工場内の組合の中心的な者達は、TMPCLO
の指導者達の姿勢を知っています。我々はまた、TMPCLOがIMFに提出し
たIMF提案拒否のレターは、それにロモトスの署名を入れる前に、経営陣に
よってお膳立てされロモトスやその他のCLOの指導者達のもとに渡されたもの
であることも暴露しました。組合員達は、このレターの背後にいるディマラン
タ、メロおよびアリガダを疑っています。このレターはCLOがそのリーフレッ
トにも添付しています。
今回は以上です。有難う!
フィリピントヨタ労組委員長
エド・クベロ
2006年4月20日