2006年4月から65歳までの雇用確保の措置が段階的に義務づけられて、①定年引上げ②継続雇用制度の導入③定年の定めの廃止、のいずれかの措置を講じなければならなくなった。
トヨタ自動車では②継続雇用制度を導入している。とは、言うものの継続というよりも、いったん定年をして「再雇用」制度を採っている。したがって、退職手続きを済ませて、再雇用契約をしているのである。再配属職場は原則、退職前と同じになる。違うのは賃金で、職位によって月28万円(年間450万賞与含む)と22万円(350万賞与含む)に格差がある。いずれも、現役約50%ダウンになる。
特に350万円クラスは現場でシコシコと一人工として仕事をしなければならず前月まで44万円で仕事をしていたのに、全く同じ仕事で22万円はとても哀れである。中卒で年金をかけていた人は60歳からの年金支給が月24万円だそうで、嘆いていました。
トヨタ自動車の現況は
事務・技術者で117名('06年6月内定者)
技能職者で693名('07年度対象、内定率60%)
社外希望者110名
今後の問題点
1.'07年度の定年対象者は約900名だが'10年度は2400名になる。
2.SX級(450万円クラス)が'10年には800名になり、11%を占める ため資格に相応しい職務の付与が難しくなる。
3.EX級以下(350万円)の希望者が少ない
4.2年目以降の再就労者が'06年度で144名いるが内93名が退職、実際の 就労者は26名
全ト・ユニオンの見解
1.卓越した技能に相応しく、賃金を引き上げるべきである。
2.加齢に配慮した作業負荷の軽減をするべきである。
3.多種多様の働くプランを作るべきです。
4.定年引上げも選択肢である。
5.賃金は現役の最低でも70%は保障すること。
6.定年後はSX級もEX級も職位が無くなり、現場作業をしているので賃金も同じにすべきです。
いずれにしても今のままでは働く意欲が削がれる、と、言うのが本音としてきこえてくる。
トヨタ自動車では②継続雇用制度を導入している。とは、言うものの継続というよりも、いったん定年をして「再雇用」制度を採っている。したがって、退職手続きを済ませて、再雇用契約をしているのである。再配属職場は原則、退職前と同じになる。違うのは賃金で、職位によって月28万円(年間450万賞与含む)と22万円(350万賞与含む)に格差がある。いずれも、現役約50%ダウンになる。
特に350万円クラスは現場でシコシコと一人工として仕事をしなければならず前月まで44万円で仕事をしていたのに、全く同じ仕事で22万円はとても哀れである。中卒で年金をかけていた人は60歳からの年金支給が月24万円だそうで、嘆いていました。
トヨタ自動車の現況は
事務・技術者で117名('06年6月内定者)
技能職者で693名('07年度対象、内定率60%)
社外希望者110名
今後の問題点
1.'07年度の定年対象者は約900名だが'10年度は2400名になる。
2.SX級(450万円クラス)が'10年には800名になり、11%を占める ため資格に相応しい職務の付与が難しくなる。
3.EX級以下(350万円)の希望者が少ない
4.2年目以降の再就労者が'06年度で144名いるが内93名が退職、実際の 就労者は26名
全ト・ユニオンの見解
1.卓越した技能に相応しく、賃金を引き上げるべきである。
2.加齢に配慮した作業負荷の軽減をするべきである。
3.多種多様の働くプランを作るべきです。
4.定年引上げも選択肢である。
5.賃金は現役の最低でも70%は保障すること。
6.定年後はSX級もEX級も職位が無くなり、現場作業をしているので賃金も同じにすべきです。
いずれにしても今のままでは働く意欲が削がれる、と、言うのが本音としてきこえてくる。