全トヨタ労働組合(ATU)

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アイシン 繰り返される『無償残業』の訴え! Part10

2010年04月24日 20時03分01秒 | アイシン精機
『無償残業』是正について刈谷労基署と話合う(4月9日)

一本の電話から始まって、約半年間に及ぶ労基署の
改善勧告や社内の関係者が多大な労力と時間を
費やした調査結果と是正措置が、『無償残業』
の根絶に結実するか?
会社が本気だったかは今後あきらかになるでしょう。
同時に残念だが、会社が自ら襟を正すことができなかった
ということである。
刈谷労働基準監督署の改善勧告、全トヨタ労働組合の追及
愛知労働局、そして厚生労働省まで告発する声が
届けられた。社外の規制がなければ何もしないし
できない会社ということだった。
今後はアイシングループ企業行動憲章のとおりになって
もらいたいものである。
全事業所に入退場時刻が記録できるセキュリティゲートを
設置することは06年全トヨタ労働組合結成時から
毎年~要求してきたことである。
会社はタイムカードでやっている。必要ないとして要求を
拒否しつづけてきたがこうして実現したことは喜ばしい
限りである。

尚半年間にも及ぶアイシンの『無償残業』根絶の取り組みに
日本共産党の刈谷市議団や参議院愛知選挙区予定候補の
もとむら伸子さんにも愛知労働局、厚生労働省への働きかけに
ご協力をしていただいた。昔からそうだが日本共産党は
大企業のトヨタにも働く者の立場から言うべきことは
言ってくれる。感謝を申しあげたい。

ついでに1万人を越える組合員がいるアイシン精機労組
についてだが、組合員有志が解決するよう申し入れもしたが
2ヶ月経っても何も改善されなかった。
組合員に何も知らせず、又組合員であるTLが『訓戒』と
あわせて『反省文』を書かされていることすら承知
していないようである。これでは組合としての存在意義がなく
無用の長物といわなければならない。
1万人を越える組合員の生活を担っている組合としては
はずかしい限りではないか。労働組合らしいところを
みせてほしいものである。

誰もがアイシンで働いてよかったと思える職場でありたいと
願っているわけで、そうなるように今後も全トヨタ労働組合は
力を尽くしていくことを表明してこのシリーズはおわりとする。
コメント (3)
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