全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

トヨタは約束を守るべきです

2011年09月02日 10時45分52秒 | トヨタ自動車


利益優先をする火事場泥棒との声も有る
 
 トヨタは、5月に行われた労使懇談会で、夏場の電力不足に対する対応として、「平日のピーク電力の抑制に取り組む方針として、7月から9月の休日を木・金曜日に変更する」と決めて、現在進行中です。
 ところが、8月に入って「9月は毎週木曜日を出勤にする」と決定しました。しかも10月以降も土曜日の出勤が目白押しで、来年の3月まで続ける、新たなカレンダー変更を決定しました。
 当労働組合は、8月9日付で豊田章男社長に「要請書」を出しました。要請内容は、

1、9月から木曜休日を稼働日にする計画を撤回すること。
2、どうしても実施する場合は、休日割増手当てを支払うこと。
3、取引関係会社の従業員にも休日割増手当てを補償すること。

を検討して、8月31日までに回答を求めましたが、9月に入っても回答は寄せられていません。
 社会的に約束したことは、自動車産業とトヨタは守るべきでしょう。

電力制限解除

 経産省は東電・東北電力の電力制限(節電)を前倒して解除した。理由は電気が余っているから。東電では何と1500万kw=原発13基分も余るという(東電発表供給5500万kw、需要4000万kw強、差し引き1500万kwも余る)。
今年4月頃には、『夏が大変、1000万kw不足』と言っていたのに、実際は1500万kwも余る。合計すると2500万kw(原発25基分)の誤差だ。
 東電や政府(経済産業省)は一体、結果とはいえ、どういう計算をしていたのだろう。こうした判断があるのなら、日本自動車工業会は説明をするべきです。
 

 

 
コメント (14)
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