キャラバン サライ

夢は大空へ、努力は足元で、世界に目を向けながら足元から子供たちを見直していきたいと思っています。

クリスマスのあれこれ

2008年12月26日 | Weblog
緊急のプロジェクトがちょうどクリスマスとドンピシャでぶつかり、それを総指揮していたフランス人のいかついおやじが、23日の朝に緊急ミーティングを召集して、
「俺は午後から26日までオフに入る。その間は携帯に電話するなよ、メールを入れろ」と言い残して消えていった。
おいおーい…

そんなこんなで、クリスマスが近づいてくるに従い、オフィスがだんだん静かに、寂しくなっていく。
あえて、その日の予定の話題を避け、そしていつの間にか休みに入っていく人。
運悪く休暇をとりそこねた者達は積極的に自分の不運を嘆き、自分たちはクリスマスも休まずにどれだけ勤勉に働くかをアピールする。

去年は、クリスマスも働くと言い続けていた業者10人くらいが、クリスマスの週になり僕が彼らのオフィスへ行くと、クリスチャンじゃない業者一人だけがぽつんと寂しそうに取り残されていて(生贄状態)、他はみんなそそくさと帰っていってしまっていた覚えがある。
今年は、その二の舞を絶対阻止の構えで臨んだたため、その業者もいやいや現場に残っている。

禁酒国のカタールにも、日本人たちの中には忘年会シーズンというものがあるようで、日本ほど多くないにしろ、飲み会の多い日が続いている。
その会の中で、普段は当たらない福引で2回も当たり、iPod Touchと金色の腕時計が当たった。
運を一気に使ったようで、少しびくびくしながら来年を迎えることになりそうだ。

クリスマスの夜は、思い付きからお好み焼きをクリスマスケーキ代わりにして、祝った。

世界中がそれぞれの思いで一つの日を祝う。
そんなクリスマスがまた過ぎていった。