オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

ハガキの木「タラヨウ」

2020年12月06日 | 植物
先日、郵便局で私をじっと見る男性・・・知っている人かな?マスクでよくわからず、気のせいかな?

用事を終えて駐車場で声をかけられ、はっとしました。
なんと・・・30年ぶりに以前の職場の方に再会。

お互い近況を話し合い、月日の早さに、改めて驚きました。声をかけていただき嬉しいですね。
そて、そんなことがあった郵便局。そこで、郵便局にまつわる雑学を。

ハガキを漢字で書くと「葉書」
葉書の原形になったのが、植物のタラヨウという木なんです。



那珂市にある県の植物園を散歩中、タラヨウが実を付けているのを発見。
植物の存在は知っていましたが、実は初めてみました。

モチノキ科の常緑広葉樹。楕円形で葉の長さも15~20cmと大きく、肉厚で表面はツヤツヤ。
裏側も滑らかで、尖ったもので字や絵を描くと、茶色っぽく浮かび上がります。

戦国時代には、通信にも使われたそうですよ。
平成9年には、環境保全や緑化を推進するために、タラヨウを「郵便局の木」として定め、全国の郵便局に植栽を推奨したそうです。

会社のある茨城県ひたちなか市の本局郵便局、玄関横にもありましたよ。
案内板に由来も書かれています。

皆さんの近くの郵便局にも、タラヨウがあるかもしれません。
実は、このタラヨウに切手を貼れば、ハガキとして送れるんですよ。

是非、ハガキの由来を自慢してください!


コメント
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