オーデック ブログ

写真好きの建築女子が綴る、日々のあれこれ!

ノウゼンカズラ

2008年07月21日 | 植物
この時期庭先や塀などから顔を覗かせているオレンジ色の花
“ノウゼンカズラ”をあちこちで見かけます。


新梢の先に十数花をつけます。

中国原産の落葉つる性植物で、
花は一日でしおれてしまいますが、次々と咲き、
7月~8月の暑い日差しの中で途切れることなく、長く楽しめます。

他の木に絡みついて昇り、かなり高い所で茂っているのも時々見かけます。
真夏に花を咲かせる樹木として貴重な存在ですね。


ギリシャに伝わる古い話の中に、
ノウゼンカズラのつる性を見事にいい表した話が残っています。

高くそびえた黒松が、野に這うノウゼンカズラの花の美しさに惹かれ、
友達になりたいと話しかけると、ノウゼンカズラは、しばらく考えた末に、

『そのたくましい肩を貸してくれるなら友達になりましょう』

と、答えたそうです。

この話には続きがあって、黒松は今でもその約束を守っているが、
ノウゼンカズラは移り気で、友達は黒松だけではない、といった話です。
【やさしい庭木辞典より】


黒松の律儀さには感服です。
この暑い時期、なんとも情熱的な色で自己アピールして、
他の木にしっかり寄り添っている姿をよく見かけます。
花言葉が女性・名誉・光栄というのも納得です。



花は径6~7cmの広漏斗形です。


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