先日、お話をしていたときに、感じる感覚のお話
になったのですが、その中で、感覚だけでなく
「それを味わうことも、大事ですね。」
という話しになって行きました。
奇しくも、次の日の新聞に、歌舞伎役者の方の話で
「日舞は、頭で理解するものではなく、感じるもの
味わうものです。」
といった、内容のお話が、掲載されていました。
現代に生きる私たちは、西洋的な発想
理解するー分けて考えるー分析する
に偏りがちだと、
この数年、言われてきましたが、
あながち、その発想は、違ってはいないような気がします。
だからといって、日本的な発想がないかといえば、決して
そんなことはなく、根本には、目には見えない
耳には聞こえない空気のようなものに、わたしたちは
とても、敏感だと思います。
人との関わりも、そうですし、生活の底辺に流れる感覚は
この国の自然の中にあってこそ、育っているものだと思います。
楽しむ感覚もまた、同じ。
楽しむとは、咀嚼して、吟味して、味わうからこそ、
その醍醐味を得ることができます。
二元論に囚われず、感じる、味わう感覚を磨いていけば、
人生は、わるくなることはなく、自分を守ってくれるものたちに
よって、運ばれるのです。
いつでも、わたしたちは幸せの海を泳ぐことが可能なのです。
なぜなら、わたしたちの中で、全ては生まれています。
だから、全てを生んでいることに気づき、心地よく感じる
感覚を大切にして、その感覚を生めば、もう、あなたは
幸せの真っ只中に在ることができるのです。
いつも、あなたは、幸せと共に在るのです。
あなたの日々が 光に満ちたものでありますように
傍らにいつもいてくださる 神々と共に 感謝 天卜占