お前らはな、急に呼ばれてな、人間です、ゆーて、出てきたんや。
爬虫類とか魚になるゆうて、鱗を張っていたら、「えーっ?人間になる
んかいな、そら大変や。」って、生まれてきよったんや。
テレビのクイズ番組で、珍解答をする解答者たちに舌をまいた司会者
が言っていました。(うろ覚え・汗)
しかし、うまいこと、言うなあ。
師匠「神上がられた政木先生が、ひとの魂について、こんなことを
書かれていたよ。
かつて、太陽系の或る星が原子爆弾で滅亡し、そこから逃れて
来た生命体が地球に移住した時、地球には人間型の生命体は
存在してなくて、爬虫類系体の生命体のみ存在していた。
そこで、逃れてきた生命体は爬虫類系体の生命体に宿り、凶暴
な魂になってしまった。
やがて、人間型の生命体が地球に存在するようになったが、
かつて、爬虫類系体に宿っていた魂は、凶暴な魂のままなんだ
そうだ。
なんだか、この話を思い出したよ。」
私 「魂はいろいろな旅をしているんですね。」
師匠「うん。神の魂もまた、はるか宇宙の彼方からやってきた魂もある
だろうし、ずっと、この地球で行き続けてきた神の魂もある。
どの神の魂も、必要に応じて使命に目覚めていくことになる。
神の魂も、フィルターレベルのひとつだ。古い魂と言ってもいいの
かもしれない。
どの魂も、つながりあい、意味があって存在している。
フィルターレベルから奏でられて発している固有の周波数が、
共鳴しあって、この世界を創っている。」
今、地球は、かつてないほど、たくさんのフィルターレベルの存在に
あふれている。
次のレベルへと上がっていくもの。同じようなレベルの他の世界、
他の宇宙へ行くもの。まるで、乗り換えの駅のホームのようだ。
この世界で終わるものがいて、終わるものの中からまた、生まれ出る
ものもいる。あなたたちはそのまっただ中にある。
この話は、以前書いていて消えた、『観察者の憂鬱 傍観者の黄昏』
に続いている話です。
師匠からの課題図書はいろいろなジャンルのものがあって、あの
話の時点での課題図書は、物理科学の歴史についてのものでした。
相対性理論にまつわる話なのですが、簡単に言うと、物事に対する
視線。視点についてのお話でした。
今、自分はどこにいて、なにをしようとしているのか。
を考えるには、自分というものを定義することからはじめてみる
ことです。
自分もまた大事な大事な世界の一員であり、世界のひとつです。
世界は自分からはじまり、自分へ還るのですね。
追記
加筆、修正しました。