
ローズマリー は 英語(Rosemary)のカタカナ表記ですが、
学名は Rosmarinus officinalis L. といって 「バラ」も「マリー」もないんです。

Rosmarinus (ローズマリナス・ローズマリウス)は
「露」や「雫」を意味する ラテン語 ros と
「海」を意味するラテン語 marinus に由来している。
(語源辞典)

原産地は地中海沿岸で海に近く湿度の高い土地にあり、その青く小さな花がまるで海のしずくのように見えたことからRos(露) +marinus(海の)と名づけられました。

ただ、名前の由来には 新約聖書にちなんだものもあり、
そちらは Rose of Mary(マリアのバラ) ⇒ Rosemary 説の根拠になっています。

ローズマリーの香りにも 成分によって大きく香りが変化するそうですが、
道ばたに植えてあったりすると、私は 必ず 葉を少しいただいて 胸のポケットに入れておきます。