アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ローズマリー - リトルワールド(愛知・犬山)

2018-11-17 21:26:11 | みんなの花図鑑

ローズマリー は 英語(Rosemary)のカタカナ表記ですが、
学名は Rosmarinus officinalis L. といって 「バラ」も「マリー」もないんです。



Rosmarinus (ローズマリナス・ローズマリウス)は
「露」や「雫」を意味する ラテン語 ros と
「海」を意味するラテン語 marinus に由来している。
(語源辞典)



原産地は地中海沿岸で海に近く湿度の高い土地にあり、その青く小さな花がまるで海のしずくのように見えたことからRos(露) +marinus(海の)と名づけられました。



ただ、名前の由来には 新約聖書にちなんだものもあり、
そちらは Rose of Mary(マリアのバラ) ⇒ Rosemary 説の根拠になっています。



ローズマリーの香りにも 成分によって大きく香りが変化するそうですが、
道ばたに植えてあったりすると、私は 必ず 葉を少しいただいて 胸のポケットに入れておきます。


シロザ - 愛知県安城市OZ

2018-11-17 10:47:24 | みんなの花図鑑

いつも同じことをコメントするばかりで、ごめん。
アカザ科の シロザ としましたが、ほんとうは
シロザか アカザ か コアカザ かよく分からないのです。



ただ、コアカザは このように 果実が赤くならないということ、
アカザ は シロザの変種で、道端にごく普通に生えているのは シロザ が多いということで、仮に シロザ としています。



葉も こんな舟形をした一般的なものです。
果実の表面にザラメのような結晶がついていましたが、
葉の裏にも さらに小さい結晶がついています。
時期が来ると 葉の縁は 赤く色づき、やがて・・・



葉全体が 紅葉します。
大豆畑などでの 紅葉した葉がキレイなので、そのころになって近寄ってみると、果皮が割れて 中から 種子が顔を出していたりします。



これは 別の株で、少し 若い時期の果実です。一部、花がまだ付いています。



星形をした部分は 花弁が落ちた後の 蕚片 でしょうか。蕚は 子房を包んでいます。