矢作川の センダンの実の写真を撮りに 河川敷へ降りていったら、下に シャクチリソバがあった。
シャクチリソバは 「日本には明治時代に薬種として持ち込まれ、東京大学大学院理学系研究科附属植物園で栽培された。その後、園外に飛散した種子が繁殖し、帰化植物として繁茂することとなった。」(wiki)
シャクチリソバの花や実は ふつうの 信濃一号 や 信州大そば と同じなのだが、「種子はえぐ味が強く、他のソバ類のように食用することはできない。一方で若葉は食用にできることから、明治期には「野菜ソバ」の名称で宣伝されたこともあった。」(同上)
赤いのが 花粉を入れた葯で おしべ です。
中心に それより背の高い 先に赤いのがない 雌しべ があります。
雌しべの先の 受粉する部分を花柱といいますが、この株のばあい 花柱が 雄しべ より長いので、こういうのを「長花柱花」といいます。別の株には 花柱が 雄しべより短い「短花柱花」があります。
大きな ソバの実をつけています。これが食べられないとは ちと 残念です。