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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ルドベキア - オオハンゴンソウ属

2020-06-13 11:03:03 | みんなの花図鑑
ルドベキア(Rudbeckia) と呼ばれる花は キクイモみたいなのから、オオキンケイギクみたいなものもハルシャギクに似たものまであり、オオハンゴンソウ属(ルドベキア属)として一貫するものは何なのか、私にはトンと分からないのですが...


これは 安城デンパークで雨の中撮ったもので、 ちゃんと樹名板がありますので これだけは名前も分かります。



名前は ルドベキア・マキシマ です。 まだ咲き始めですね



これから夏にかけて 大きく成長します。



なお、属名にもなっています「オオハンゴンソウ」とは 多年草のルドベキア・ラシニアタ(Rudbeckia laciniata)のことで、特定外来生物に指定されて駆除の対象になっています。



その他の ルドベキア (畑にて)

ルドベキアは 「太陽のような花」と言われますが、これなどその典型かな?



ルドベキアの品種名は多岐にわたり、私にはどう区別するのかよく分かりませんが、中心の筒状花の盛り上がり方と周囲の舌状花に入っているチョコレート色の模様の分布割合などを基準にすると機械的に分類できそうな気はします。
「ルドベキア・ヒルタ」という品種は 筒状花が濃い褐色で盛り上がっていて、舌状花の赤い模様部分がないので 上の花はこの系統かな?
同系に、ルドベキア・フルギタがあるようです。



以下、舌状花にだんだん 赤模様が入ってきます。

赤模様が入ったルドベキアでよく出てくるのは 「カプチーノ」ですね。








日本のネット通販カタログをみてると、いろいろな品種名が出てきますが、 英語のカタログでは これらはまとめて
 Black Eyed Susan
とされていることが多いようです。



Black-eyed Susan(黒い瞳のスーザン)
筒状花の色に注目してのことでしょうか?



でも、こういう花など、舌状花の赤模様で呼んであげたい気もしますね (^^)/


〔欄外〕
コロナに感染する人の割合は 欧米が高く、アジア地域が低い。西高東低の傾向がある。
日本は西洋に比べれば著しく低いが、アジアの中で見ればむしろフィリピンに次いで高いほうである。
したがって、日本人の衛生意識、習慣などがアジアのどこでも共通しない限り、こういう要因を感染率が低い理由にはできない。
感染率を左右するほんとうの因子は何か?
それ以前に 特定の主要な国の感染率を云々するだけでなく、世界全体で 感染率はどうなっているのか?
国別コロナ感染マップを探していたら、いい資料がwiki にありました。


新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の世界各国・地域の感染率(随時更新)

このマップがいいのは まとめて国別ではなく、 さらに地域に細分化して感染率を色塗りしていることです。
たとえば、中国は全体として低いのですが、武漢周辺だけは 周囲より高くなっています。
合衆国やロシアのような面積の大きい国でも、感染率が一定ではないことが分かります。
インドも 東側と西側で 感染率が違います。

全般的傾向として、 アジア地域の感染率が低い理由として、私は前回 ブログ記事で 「主食がコメの国々」とひとつの根拠のない理由をあげました。

ある程度は 相関がみられますが、上の 感染率エリアマップでは、アジアだけでなくアフリカの感染率も低いので、 話はむつかしくなります。
少しずつ考えていきましょう (^_-)-☆