アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ホタルブクロ - キキョウ科

2020-06-25 20:35:11 | みんなの花図鑑
先ほどの「ヤマモモ」のある 豊田市の柳川瀬公園。 マレットゴルフ場があり、お年寄りでにぎわってます。

ヤマモモや ネムノキは ある程度予想できたのですが、 マレットゴルフコースの脇に こんな花が咲いていました。



開花期は 6月~7月とありますから、キキョウと同じなんですねぇ



釣り鐘型の花で、下を向いているので、こちらが屈んで 中を覗いてみました。 3つに分かれた雌しべの柱頭が見えました。かなり大きいです。




少し行くと、今度は 紫の ホタルブクロがたくさん咲いていました。



ところで、なぜ「ホタルブクロ」という名で呼ばれるようになったんでしょうか?
一説には、 この花の咲く頃は蛍の舞う時期で、子供たちが蛍を捕まえてこの花の中に入れて遊んだから、という説があります。
ほたるを入れるなら、 袋咲きのキキョウのほうが 中が広くてもっと良いような気がしますが、 人工的に植えたものより この野草のほうが どこにでも生えていて 子供の手に入れやすかったんでしょう。




こちらも中を覗いてみました。 やはり 雌しべの柱頭がしっかり見えましたが、 (写真でははっきり写ってませんが) 花床には おしべが枯れて横たわっていて、 キキョウと同じだと思いました。




ヤマモモ - ジューシー!

2020-06-25 12:18:25 | みんなの花図鑑
ところは 豊田市の柳川瀬公園。

全部が赤く熟すまで、と思って待っていたら...




ヤマモモの木の下は 熟れてポトポト落ちたヤマモモの実で足の踏み場もないほど (^_-)-☆




中国大陸や日本を原産とし、暖地に生育し、暑さには強い。日本では関東以南の低地や山地に自生する。(wiki 「ヤマモモ」)




緑化を目的とする植樹に用いられることがある。古くはヤマモモがよく利用されたという。現在では街路樹として公園や街路にも植えられる。(同上)




高知県の県の花、徳島県の県の木、知多市、西都市、那珂川市、下松市の市の木に指定されている。(同上)
私事ですが、 一時 知多市に住んでいたので、 仕事先の地質調査現場で よく食べました。
果実をほおばると、中はほとんど水分なのでとてもジューシーです。




公園には ネムノキも多く植わってます。 午後4時ですから 少し元気がないですけれど。