小さいですが、典型的なマメ科(蝶形花)のアレチヌスビトハギです。
2005年に世界のマメ科植物がまとめられ、ヌスビトハギ属(genus Desmodium)はヌスビトハギ連ヌスビトハギ群 Tribe Desmodieae Desmodium group にまとめられ、新しく16属に分類された (Ohashi 2005)。アジア産のヌスビトハギ属はHylodesmumに変更され、残ったgenus Desmodiumはアコウマイハギ属と改称された。(三河の植物観察「アレチヌスビトハギ 荒れ地盗人萩」)
お目目が2つ付いているのが旗弁といって虫に花の在りかを知らせるフラッグ(旗)の役目をしています。
旗弁の下には 旗弁に直角に花弁が付いています。下側の花弁は2種類あって外側が翼弁といい虫が止まる足場の役目をしています。もう一つが舟弁(竜骨弁とも)でおしべ雌しべを包んでいます。
受粉すると花弁の色はピンクから淡い青色に変わります。
受粉した柱頭の付け根の子房がどんどん膨らんで豆果ができるのだと思いますが、莢が出来ていく瞬間がなかなか確認できません。
アレチヌスビトハギの豆果はくびれが2~5あります。
在来のヌスビトハギのほうは2つにくびれます。
さて、アレチヌスビトハギの豆果(の莢)ですが・・・
最強のマジックテープ® 型ひっつき虫です。
つい最近買ったハンディーマイクロスコープで鉤の模様を撮ってみたのですが、解像度が粗く どうもフックの構造がよく分かりませんでした(ToT)
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今日は市の高年者センターへ行って e-スポーツを体験してきました。ついでに同じ敷地内の特養とかの話も聞いて来たのですが、私一人になったらとても入れるようなところじゃ無いと分かって気が滅入ってしまいました😭
確かに受粉後どうやってあのお豆さんができてくるのか、興味があります。
どうぞ観察を続けて解明してくださいませ!
余談。
アレチヌスビトハギは、まあまあ可愛い花だからだと思いますが、星夫が嬉しそうに種を持って帰ってきました。
なんと庭に植えるというのです。
思わず、それだけはやめてくれ〜と叫んだのでした(笑)