アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

オオニシキソウ - 愛知県豊田市TO

2018-11-27 12:03:11 | みんなの花図鑑

ここのオオニシキソウは 晩成なのか、白い花柱がきれいに開いた状態のものが多いです。




そして何よりも、宿題の 「爪楊枝みたいなもの」が見当たりません。




オオニシキソウは 雌性期が先行し、子房が大きくなると、通常、杯(カップ)の外に出て ぶら下がるようになるのですが、ここの オオニシシキソウは 果実が上を向いたままです。




問題の「爪楊枝」ができる時期は 雌性期が終わった後なのかもしません。








コミカンソウ - 愛知県安城市OZ

2018-11-26 18:05:06 | みんなの花図鑑

私のブログでは 初公開の コミカンソウの花 です。雌花です。




コミカンソウも ニシキソウの仲間ほど多くはありませんが、草紅葉に 一役買ってます(^^




上の枝に 雌花。
下の枝に それが実った果実。



ちょっとピンボケですが、雌花が受粉して 子房がまさに果実に育つ瞬間です。




雌花と果実。




この果実は なんだか焼きリンゴみたいですね。


コニシキソウ - 愛知県安城市JJ

2018-11-26 17:26:56 | みんなの花図鑑

夏の盛りにはあれほど繁茂していた オオニシキソウが、草紅葉の このごろ、とんと姿が見れなくなりました。
代わって、道端を這って 紅葉している雑草が コニシキソウ とか ハイニシキソウ。




オオニシキソウの果実は 姫リンゴのように 艶々していますが、
コニシキソウの果実は それより だいぶ小さく、拡大して見ると 毛むくじゃらです。




オオニシキソウも コニシキソウも トウダイグサ科の植物。
苞葉が変化した 杯(カップ)の中から 玉手箱のように 雌花(柱頭と子房)や雄花 を産んできました。
手前が 子房の変化した 果実です。




毛むくじゃらの 果実のうしろに 何やら 爪楊枝みたいなものが ツンツン立っています。
爪楊枝みたいなものは オオニシキソウにもありました



けれど、この爪楊枝みたいなものは コニシキソウのほうが より多く見られる気がします。




ネット上をいろいろ検索してはいるのですが、この爪楊枝について書かれた記事が見当たらず・・・




これだと 分かる写真が撮れるまで、あちこちの コニシキ、オオニシキを撮る 今日この頃です (´∀`)



トカドヘチマ - 愛知県安城市SN

2018-11-26 08:07:30 | みんなの花図鑑

キカラスウリのあったナシ園 のすぐそばの、高いフェンスに こんなウリがぶら下がっていました。

(追記)
ウリの仲間と思ってましたが、ヘチマの仲間でした m(_ _)m




調べたのですが、名前が分かりません (T_T)
こんな花が咲いていたのですが、ゴーヤ や キウリ の花に近いです。かね?



下に 落ちていた ウリ です。
くねった感じが・・・



そう(実物見たことないけど)ヘビウリに似ています。
でも、ヘビウリだったら カラスウリ風のレースの花を咲かせるので、ヘビウリではないですよね??



鎌で切った ウリが置いてありました。 なんだか 発泡スチロールのように 軽そうです 。


キカラスウリ - 愛知県安城市SN

2018-11-26 07:51:57 | みんなの花図鑑

おいしそうなウリが、こんどは ナシ園のナシの木に絡まっています。



かなり広範囲に ツルをのばしています。
ネット越しに見ると、ナシの木より前に、キカラスウリの実が目を惹くので、ウリを栽培しているのかなと 思ってしまうくらいです。



「結実した果実は緑色で、表面には若干の凹凸がある。」(wiki)



「結実後2ヶ月程度で黄変し、9〜11月頃には黄熟する。熟した果実の種子周囲の果肉部分には甘みがあり食べる事ができる。」(wiki)



「但し、同じウリ科の植物であるメロンと同じように、過熟により舌や口内の粘膜を強く刺激する物質(ククルビタシンD)が生成するため、注意が必要である。」(wiki)


カラスウリ - 愛知県岡崎市

2018-11-26 07:41:50 | みんなの花図鑑

今年は あまりカラスウリに出会えませんでした。
これは ミカンの木に絡まっている カラスウリ。



カラスウリの花は 夜の間しか咲かないので、出会いにくいのですが、こうして 赤い実になると 昼間でもよく目立ちます。



こんな ヒダのあるカラスウリもあるんですね。同じツルです。



カラスウリを食べたことのある人、この指とまれ!
最初の一瞬、甘い。次の瞬間、苦が~~~~
これくらいになると、舐めるくらいならできるかもしれませんよ (´v_v`)


トキワハゼ - 愛知県安城市

2018-11-25 21:51:24 | みんなの花図鑑

田んぼの畦に咲いています。



よく似たゴマノハグサ科の植物に、サギゴケ があります。



この時期、田んぼの畦に咲いているのは トキワハゼ ではないかと思います。
トキワ(常盤)とは 花が春から秋まで長い期間咲いていることから。




トキワハゼの花は 1cm 前後と、サギゴケの花より小さいです。







シャクチリソバ - 矢作川(愛知・岡崎)

2018-11-25 16:24:02 | みんなの花図鑑

矢作川の センダンの実の写真を撮りに 河川敷へ降りていったら、下に シャクチリソバがあった。



シャクチリソバは 「日本には明治時代に薬種として持ち込まれ、東京大学大学院理学系研究科附属植物園で栽培された。その後、園外に飛散した種子が繁殖し、帰化植物として繁茂することとなった。」(wiki)



シャクチリソバの花や実は ふつうの 信濃一号 や 信州大そば と同じなのだが、「種子はえぐ味が強く、他のソバ類のように食用することはできない。一方で若葉は食用にできることから、明治期には「野菜ソバ」の名称で宣伝されたこともあった。」(同上)



赤いのが 花粉を入れた葯で おしべ です。
中心に それより背の高い 先に赤いのがない 雌しべ があります。
雌しべの先の 受粉する部分を花柱といいますが、この株のばあい 花柱が 雄しべ より長いので、こういうのを「長花柱花」といいます。別の株には 花柱が 雄しべより短い「短花柱花」があります。



大きな ソバの実をつけています。これが食べられないとは ちと 残念です。


チョウジタデ - 愛知県安城市KS

2018-11-25 08:01:42 | みんなの花図鑑

刈り取りの終わった 田んぼの畦に 真っ赤に紅葉している野草があります。
数的には ヒレタゴボウ が圧倒的に多いのですが、
ところどころ このチョウジタデが見られます。



ヒレタゴボウは 黄色い花がキレイなので、花の時期にも気がつくのですが、
よく似たチョウジタデはの花は小さいので、水田にイネが生い茂っている季節には なかなか気がつきません。



このチョウジタデ、長い果実を実らせます。



先ほどの 果実に、さらに近づいてパチリ。
果皮が裂けて 種子がこぼれるところを見てみたいです。