アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

クリスマスローズ - 冬のリヴィエラ

2022-01-11 10:28:15 | みんなの花図鑑
シリアの首都ダマスカスの人々に 今日「ザバダニに行く」というと、皆さん「それはよかったね」と相好を崩します。
ダマスカスはオアシス都市で水源は近くのアンチレバノン山脈に冬季に降った雪なのです。
ザバダニ渓谷はそんな雪が地下を通って湧水する泉のある村なのです。
緑の少ないダマスカスの人たちは 冬降った雪が溶けだし、カシオン山脈を開析して流れるバラダ川に流れが戻る雪解けシーズンが大好きです。
(ダマスカスの水道水は世界でも珍しく飲めます。雪解け水が長い時間をかけて石灰岩のなかを通ってきた湧水を利用しているからです)




クリスマスローズの花は下を向いて咲いていると言われます。
下を向いていなくとも、このように横を向いて咲いてることが多いです。
なぜなんでしょう?




クリスマスローズは地中海沿岸が原産の植物です。
クリスマスローズはその名の通りクリスマスのシーズンすなわち冬が花期です。
イタリア語で海岸のことをリヴィエラといいます。
リヴィエラは普通名詞ですが、狭義ではフランスのトゥーロン付近からイタリアのラ・スペーツィア付近までの地中海沿岸地方を指してリヴィエラと呼ぶようです。
「冬のリヴィエラ」すなわち冬季の地中海沿岸地方は雨が多いのです。




そこでクリスマスローズが下を向く理由としてよくもち出されるのが、「花粉に雨が当たらないため」というものです。
どこかで聞いた説明ですね
そうです、前回「シクラメン」をやりましたが、シクラメンが下を向いて咲くのは冬の雨から花粉を守るためでした!(^^)!
原産地がほぼ同じなので、同じ理屈が通るというわけなのです。


では、リヴィエラ(地中海沿岸地方)原産の花はみな下を向いて咲いているのでしょうか?
そんなことないですよね



こちらは 夏のリヴィエラです。
ただし広義のリビエラ(地中海沿岸)で、実際は ラタキア(シリア)の風景です。
やはり冬は雨や雪が降ります。
内陸ダマスカスの人は傘を持ってませんが、リビエラのラタキアの人は傘を持ってます(^^)/

(以下、脱線の又脱線ですみません)
インドネシアにいるとき、酔いどれ姉さんが私を捕まえて
「おしん、フジヤマ、雪(サルジュ)」
と言ったことがあります。
「雪なぞ降らない国の人が話すことばの中になぜ「雪」があるのだろう?」
といぶかったことがありますが、雪の降るイスラムの言葉の中に「雪(タルジュ)」があり、
クルアーン(コーラン)を読んでいると出てくるからマレー語インドネシア語に登場するんですね、きっと。




クリスマスローズがなぜ下向きに花を咲かせるのかについては、もう一つの説明があります。
それは、「下向きで咲く花を好むハナバチ類を誘っている」というものです。




「ハナバチ類は行動範囲が広く、一つの花での採蜜時間が短く、効率よく多くの花を訪れて受粉の可能性を増す、植物にとってはありがたい存在。このハチバナ類に好まれるように、花首を長くし下を向くように進化したと思われています。」(新建エクスプランニング「うつむく花の不思議」2019)





冒頭のザバダニ渓谷の写真をもう一枚。
地下水が湧き出して作る泉があるのですが、冬は池の水のほうが外気より暖かいのです。


ダイアンサス - 雌雄交代のシナリオ

2022-01-09 09:43:34 | みんなの花図鑑

もう一か月近く前に西尾市憩の農園で撮ったダイアンサスです。
ダイアンサスというのはナデシコのことですが、
「ナデシコ」で検索すると 秋の七草の「カワラナデシコ」ばかり出てきます。
これは夏に咲く野のカワラナデシコではなく、
冬に咲く園芸品種のダイアンサスです。




ここからは例によってシベの観察です。
この花では雄しべばかりが目立ちます。
7個のおしべが伸びていますが、そのうち2個はまだ葯が割れてません。
よく見ると花筒の奥のほうにもう3本のおしべと 雌しべの頭(白い2つの点)が見えます。




別の株の花を見ると、めしべだけの花もあります。




整理してみると、
ダイアンサス属は10個のおしべと1個のめしべを持ち、、、




どの花も、まずはじめおしべが成長します。




おしべの活動が終わるころ 雌しべが2つに割れた花柱を成長させ、柱頭を活動させます。
活動を終えたおしべはカールして丸くなってるので、めしべがカールしてるのと紛らわしいですが、一方は活動終了のサインです。




めしべのなかには3つに割れるものもあるようです。

始めはモチノキが分からなかった

2022-01-08 10:56:32 | みんなの花図鑑
新春回顧? きょうは<モチノキ科>特集です。

今では分かったつもりでいますけど。。。

私も初めは モチノキとクロガネモチの区別がつきませんでした。



これは去年のクリスマスのころ、とある喫茶店の待合室においてあったクリスマスの飾りです。(スマホで撮影)
植物園でなく、喫茶店のクリスマスの飾りだから文句を言えないのですが、2つの木が一緒になっています。
実は 右端のトゲトゲの葉は ヒイラギモクセイといって モチノキ科でなくモクセイ科の木なのです。
(ヒイラギモクセイは ヒイラギとギンモクセイの交雑種)



モチノキ

で、上の画像からヒイラギモクセイの葉を取り去ってパチリしたのがこの画像です。
これがモチノキです。

私がなぜ モチノキとクロガネモチの区別ができなかったかというと、
モチノキをみて クロガネモチ と教わったからです。



これがその問題の木です。


たしか赤い実がなっていて、家の方が出てらしたので、木の名前をうかがったら
「クロガネモチだよ」
と教えてくれたのです!



区別の仕方を教わらず、「クロガネモチ」と教わったものだから、
それから何度も モチノキを見て
「これはクロガネモチですか?」
と掲示板に聞く羽目になりました。
上のスクショはその一コマです。






これは 於大公園(東浦町)のモチノキですが、
クロガネモチと比べると 赤い実は少し大きく、やや散発的についています。
葉はいろいろありますが、これは細葉のモチノキですね



黄金モチノキ

これは安城デンパークの「黄金」モチノキですが。。。



葉が黄色になる種類のようで、実の付き方とかは どうみてもモチノキそのものです。




クロガネモチ

クロガネモチの実はモチノキの実より若干小粒ですが、このように集まってびっしり咲くのが特徴です。


クロガネモチ(於大公園(東浦町))



クロガネモチ(安祥城址公園)







葉柄が赤紫で、果柄の長い先に三又六つ又に分かれて果実がついているのが クロガネモチです。




クロガネモチ(安城市大岡町)












アメリカヒイラギモチ(サニーフォスター)(安城デンパーク)








アメリカヒイラギモチ(サニーフォスター)(西尾市憩の農園)





ヤバネヒイラギモチ (安城デンパーク)

角ばった葉で、角の所に鋭いとげのあるモチノキです。


別名 シナヒイラギ、チャイニーズホーリー



日本でクリスマスの飾りつけに使われるトゲトゲの葉のモチノキ(ホーリー)は このシナヒイラギがほとんどです。
まちがって セイヨウヒイラギの名で売られていることがあります。
ネットの記事にも間違いがありますのでご注意を!














雪はどうしてすぐとけるの?!

2022-01-07 20:45:55 | みんなの花図鑑
質問があります
「雪はどうしてすぐとけるの?」

それはあなたが暖かい地方に住んでいるからです (^_-)-☆

朝、パンを買いに片道一時間弱のスーパーまで散歩を兼ねて歩き出しました。
以下は、その道すがらコンデジで撮った雪景色です。
撮った順にアップしようかとも思いましたが、今回はクイズ形式で 答え(植物の名前)が「アイウエオ順」になるように並べてみます。


1 (ア行)




ヒント:野菜です(^^)/


奥の赤い実は マンリョウです。その手前の草が質問の野菜です。




2 (カ行)

つる性植物です。


常緑です。




3 (カ行)

大きくなる木です。画像はこれ一枚だけです。


〔追記〕

皆さんからのコメントで、これだけ分からなかったということでしたので、
もう一枚追加しました。これならどうでしょう?





4 (カ行)












5 (カ行)







雪がすぐとけると思っている人は、あたたかい地方に住んでいる人でしょう。
寒い地方、たとえば、北海道や青森や秋田などでは、ふった雪はすぐにはとけません。ですから寒い地方に住んでいる人は、逆に、雪はどうしてなかなかとけないのだろうと感じているはずです。(Gakkenキッズネット)



6 (サ行)


寒い地方では、つもった雪が何か月もとけないで根雪(ねゆき)になります。根雪は、ふったものがかたまり、春まではとけない状態(じょうたい)のことをいいます。寒い地方では、このような雪がふつうなのです。(同上)


7 (サ行)


ふってきた雪がすぐとけてしまうのは、地上の温度が高く、あたたかいからです。
雪は氷でできていますから、温度が上がるととけてしまいます。大きな氷のかたまりは、熱いところに置いても、とけるまでに時間がかかりますが、雪は、氷といっても、とても小さいものです。だから、あたたかいとすぐにとけて水になってしまうのです。(同上)



8 (サ行)
これは花がないと正確な名前が出せません。







〇〇〇〇グサの仲間で正解とします





9 (サ行)

これは私はさ行の名にしましたが、総称で ラ行で 〇〇〇〇 でも正解とします。


「ぼたん雪はすぐ積もるけれどすぐとけるのに、粉雪は積もりにくいのにとけづらいのはどうして?」(NHK おうちで学ぼう! for school)



10 (サ行)




「ソ」で始まる3文字の木です。


ぼたん雪と粉雪、何が違うのかというと、温度と湿度が違います。空気がどれくらい湿っているかというのが「湿度」ですね。気温が高くて空気が湿っていると、ぼたん雪が降りやすいといわれています。(同上)



11 (タ行)

総称で「タ」で始まる2文字で正解とします。

雪がとけると何になるか。水ですよね。雪のもとは水なんですけど、雪ができる上空では、水蒸気があればあるほど、湿っていればいるほど、雪のもとである結晶がたくさんできます。結晶同士がくっついて落ちてくるんですけど、多ければ多いほどくっつきやすいので、大きな雪になって落ちてきます。
途中で気温が高いと少しとけるので、ボタボタした雪になります。(同上)



12 (ナ行)






一方で粉雪は、気温が低いときに降る雪ですのでとけにくいです。また特にサラサラしている雪は、北海道の内陸の山のほうや、海から離れたところで降りやすいです。海から離れているので空気中の湿り気も少ないのでサラサラした雪が降り、しかも気温が低いのでとけづらいということになります。(同上)



13 (ハ行)

これは難しい!
「ヒ」で始まり 「ヨモギ」で終わる大きくなる草です。




14 (ハ行)

これも「ピ」で始まる総称で、正解とします。


ところで、「雪がとける」という表記に「解ける」と「溶ける」どちらを使った方が適切なのでしょうか?


15 (ハ行)

果物のなる木です。

「雪がとける」の「とける」ですが、「溶」はとけ合う、固体が液体になるなどのときに、「解」はとけてなくなる、ほどけるという意味合いのときに使うとしています。



16 (マ行)





17 (マ行)






雪が早く溶けるには、晴れたほうがいいですか雨が降ったほうがいいですか?




18 (ヤ行)







雪が解けにくいのは、「根雪」といって、一番下になっている氷の層があり、地表と微妙な隙間を作っているからです。それを溶かすには雨の浸透力が必要です。太陽光は、雪が白いのでほとんどはね返ってしまいます。

根雪が崩れてくると、地熱でゆっくり解け出しますが、その後地表の黒いところが少しでも出てくると、そこに日が当たって、あっという間に雪が減ります。(Yahoo!知恵袋)


19 (ヤ行) 最後の問題です 簡単です(^^♪






はい、それでは答えです。
1 アスパラガス

2 キヅタ

3 クスノキ

4 クチナシ

5 クロガネモチ

6 サザンカ

7 サンシュユ

8 センダングサ

9 ソシンロウバイ
 ロウバイ

10 ソテツ

11 タケ

12 ナンテン

13 ヒメムカシヨモギ
 
 


14 ピラカンサ

15 ビワ

16 マサキ

17 マンリョウ

18 ユキヤナギ

19 ユズ





20 最後に 私も分からなくてクイズにできなかった植物があります。

畑に植わっていました。
夏は タチアオイとかヒマワリが植わっていたのは知っているのですが…



これは キク科のアザミ属の花後のような恰好をしていて、正体が分かりませんでした。

【後記】名前が分かりました。

ポンポンアザミ
南アメリカ原産の外来種で、国内では愛知県田原市で最初に見つかり、その後、国内各地で繁殖が確認されている。
愛知県では、その繁殖力が強いことから他の植物に大きな脅威を与えるとして、栽培や種子を蒔くなどの行為を禁止されている.
花は筒状花だけで、完全に開くとボール状になる。
英名 : Pompom weed





ロウバイ(蝋梅)‐ 雌雄交代のシナリオ

2022-01-06 09:50:44 | みんなの花図鑑

今年も蝋梅の花の季節になりました。
私も3日にいつも行く畑に行ってみました。
例年通り、咲いていました。
小粒のロウバイですが、とてもいい匂いがします(^^♪




ロウバイは「蝋梅」。
なぜ「蝋梅」かというと、
花の色や光沢が蜜蝋(みつろう)を連想させるから、という説や…




中国名「蝋梅(ラ ーメイ)」をそのまま日本語読みしたから、という説や。。。




臘月(陰暦の 12 月)に 花が咲くから、という説もあります。
そういえば、「臘梅」は 晩冬 の季語でした。

いずれもなるほどと思わせ説得力がありますね



雌雄交代のシナリオ

例によって、シベの観察です。
上の画像で、5個の葯(おしべの花粉を入れた袋)が中心の雌しべを囲んでいますが、これは開花直後の状態ではなく、雌雄のシベのシナリオ後半の状態です。

では、前半の状態はどんなか? というと…


これがシナリオ初期の状態です。(これだけは昨年2月に撮影)
ここでは 6個の雄しべが花弁のほうを向いて離れ離れになってます。
シナリオ初期でアクションしているのは 雌しべのほうです。
ハエたちが別の花の花粉を運んでくれるのを待っています。




雌しべ期が終わると、おしべが立ち上がって受粉の終わった雌しべを取り囲みます。
取り囲むといっても、自家受粉をするのではありません。
雄しべの顔(葯の面)は雌しべを背後に守ってみな外を向いています。
葯は外側が割れ、花粉は外にあふれるのです。




花粉放出も終わりました。
やがて 雌しべだけを残して 役目を終えた おしべと花弁は落下します。







新春回顧?‐ ダマスカスのマンダリン

2022-01-05 09:50:27 | みんなの花図鑑
新しい年が明けたというのに、うしろばかり振り返ってます。
きょうは<シリアの緑>カテゴリーよりダマスカスのマンダリンなどを回顧します。

2002年 ダマスカス郊外

ここアブージャラッシュガーデン(Abou Jarash Gardens 以下 AJG)は、首都ダマスカスの4分の1ほどを占める市内の農業保護区です。AJGには 新たに住宅を建てることはできないのです。AJG出身の息子家族も 市内のアパートに住んでいます。
なので、イード(断食月明けのお祝い)が訪れると (同じ市内ですけれど)みな 故郷の AJG へ里帰りし、イードを祝います。
イードは むかしの日本の旧正月のような雰囲気です。
2002年ですから、もう20年前のことです



通りがかった農家の庭先に一本のマンダリン・オレンジの木があります。その木の下で、三世代家族が談笑しています。
私(身振り手振りで)「すみませ~ん。写真撮らせてもらっていいですか」
おじいさん「ヤバニー(日本人)かい? いいよ、いいよ」
私「では、 ハイ、チーズ! パチリ シュクラン(ありがとうございます)」
おじいさん「ハンドゥレッラ(こちらこそ)。 中に入って コーヒー飲んできな」
私「シュクラン・クチール。でも先を急ぐものですから」



中東シリアというと灼熱地獄をイメージする人がいますが…

たまには 雲が立ち上り…



虹が出ます。








冬にはカシオン山の向こうのアンチレバノン山脈に雪が積もります。



マンダリンオレンジ - ダマスカス - シリア

新春回顧? - 野鳥つづき

2022-01-04 10:44:59 | みんなの花図鑑
昨日のつづきで<野鳥>カテゴリーを回顧します。
前回は私が散歩の道すがらによく見るトリたちでしたが、今回は私にとって比較的珍しい鳥たちです。


ヒレンジャク

撮影日 2018-2-14
場所 岡崎市菅生川
エノキの木に止まってるヒレンジャクです。エノキの実はもうすっかり落ちています。



ヒレンジャクの目当てはエノキの実ではなくこの木に宿しているヤドリギの実です。



エノキは落葉樹ですが、ヤドリギが取り付いて常緑樹のようになってます。このヤドリギのブドウのような実がレンジャクたちの大好物なのです。



ヤドリギの実は見かけはブドウみたいですが、味も匂いもしないそっけないものです。



ところが、この実、食べてみると分かるのですが、すごく粘っこいんです。口からぺっと吐き出せないほど歯に絡みつくんですよ
ヤドリギの実の薬効は古代ヒポクラテスの時代からすでに知られていて、最近ではがん治療に用いられるほどなんですが、この粘っこさがオクラや納豆のように効果を発揮してるのではと思えてきます。




どれだけ粘っこいかはヒレンジャクが食べてすぐお尻から出すものを見ればよく分かります。こんな風に 切れることなく地面に落ちてくるんですよ (^^♪

ヒレンジャク - 岡崎市-菅生川





イカル

撮影日 2018-2-14
場所 岡崎市菅生川
ヒレンジャクをまじかで撮影できただけでも幸運でしたが、この日はダブルで幸運の女神が微笑んでくれました。
ヒレンジャクがひとしきり(15分くらい)食事をした後に、このイカルという初見のトリが食事に来てくれたのです。



短い食事時間のあと、私が向けるカメラのことなどトンと気にせず、河川敷の草むらの上で遠く飛鳥時代を忍ばせてくれました。

詳しくは こちらで ↓
イカル - 斑鳩(いかるが)の陰謀





チョウゲンボウ

撮影日 2016-02-05
北風吹きすさぶ散歩の帰り道、ふと北の空を見ると謎の物体が空に浮かんでいるではありませんか?!
始めは鳥なのかも分かりませんでした。
撮ったボケボケの写真を見て、どうやら鳥なのではないかと思い、掲示板に質問して、チョウゲンボウと教えてもらいました。
検索すると、
【空中で停止する鳥】チョウゲンボウ
チョウゲンボウ(ホバリングからの急降下) - YouTube
など、色々出てきます。


名前が分かると、覚えてるもので、それから20日くらいあとのさらに強風の日、今度は2階の軒先で一休みするチョウゲンボウに出会いました。

チョウゲンボウ - 安城市







カワセミ

あと、これはつい昨日撮ったものなので、回顧ではなく本邦初公開(^^) なのですが、割かし近くでカワセミを見ることができました。
一枚目は川の上から魚を探すカワセミくん。




2枚目は 一瞬ファインダーから姿が消えたかと思ったら、すぐ戻ってきて、魚をくわえたカワセミくん。




3枚目は 私のカメラ目線が気になり、用水路を移動したカワセミくん。夕日があたって羽が輝いてました。



新春回顧? - 野鳥篇

2022-01-03 11:28:17 | みんなの花図鑑
新しい年が明けたというのに、うしろばかり振り返ってます。
きょうは私の<野鳥>カテゴリーを回顧します。


サギ

「みんなの花図鑑」から gooブログに移行して、花でなく鳥も投稿するきっかけになったスナップです。
場所は岡崎市を流れる矢作川。
Exif 情報によれば、撮影は 2016-1-8
カメラは コンデジ SONY HX-90v (今でも鳥を撮るときはこれです (苦笑)




サイクリングをしてちょっと遠出をして、美矢井橋まで帰ってきたとき、鳥が川の中にじっとしていたのです。
夕焼けが当たって逆光だったけどきれいだったので、あわてて何枚か撮りました。
そのころはまだ鳥の名前も知らなかったので(サギかな?くらいは判るのですが)冒頭の写真を添えて鳥の掲示板に質問しました。
中央の一羽だけアオサギ、他はダイサギでしょうね
と優しく教えてもらいました。
この「やさしく」というところが大感激で、
そのころは野草や木の名前を去る掲示板に聞きまくっていたのですが、管理人さんが非常に「きびしい」かたでして…
(ま、昔のことをとやかく言うのはやめましょう(´・ω・))





カルガモ親子

コンデジは名前の通りコンパクトですから機動力があります。
ある日散歩で用水路をカルガモ親子が移動してるのを見つけました。
またとないチャンス、さっそく追いかけます。



そしたら、用水路に矢板で関がしてあって、カルガモの子供たちはそれを乗り越えられません。
困っているところを覗き込んで 激写(古っ!)です。

カルガモ - 岡崎市 2017-12-03



またあるときは…

用水路をカルガモ親子がスクーリング?風景です。
お母さんが突然高い土手の上へ舞い上がりました。



「さあ、お前たち、ここまで登っておいで」
とでも言ってるのでしょうか?
でも、いきなりこんな高いところまで飛べませんよね

しばらくして、母親は舞い戻ってきました。

ものには 順番があります (´∀`)

カルガモ - 安城市 2017-12-03




メジロ

家の庭にはタラノキが植えてあります。
碧南のおばの家から分けてもらってきたものです。
土壌があってたらしく 竹みたいにどんどん横に子供を作っていきます。
晩秋、餌が乏しくなるころ、メジロの番いがやってきてこのタラの実を食べてます。

メジロ - 自宅 2017-12-05




神社の手水鉢(ちょうずばち)に水浴びに来てたこともあります


メジロ - 水浴び 2017-12-09






キジ

それから、あえてうれしい鳥に キジがいますね。
キジは 河川敷などをサイクリングしてると ケーンケーンと鳴きいることは分かるのですが、この当時は久しく見てなくて こんな風にオスのキジが姿を見せたときは驚喜しました(^^♪
(残念ながら 遠くて粒子が荒れてます)

キジ - 雄鳥 2017-12-10

キジ - 雌鳥 2017-12-10

キジ - 幼鳥 2017-12-10







ケリ

ケリという鳥をご存じでしょうか?
水田に水が張られるころ、散歩をしていると、巣を守るために、「ケリッ、ケリッ、帰り!」と威嚇してくる鳥です。
(2016-5-01)



ただし、繁殖期以外のときはいたっておとなしく、近づくと恥ずかしそうに逃げていきます。
羽を広げると下側が白できれいな鳥ですが、歩いているときは地味な褐色で様になりません。

ケリ - 岡崎平野




アオザギ、ダイサギ

水田をトラクターが耕し始めると必ず、どこからか鳥たちが集まってきます。



アオサギは一番大きく、ほかの鳥をだみ声を挙げて追っかけることもよくあるのですが、こういうときは他の小さい鳥の食べるのを遠巻きにして眺めてるだけのときもあります。
どちらがイレギュラーなのか?分かりません。




ダイサギは 一枚目の写真のように 寝るときは群れを成すようですが、昼間、餌を漁るときは単独行動が多いようです。




キジ、ダイサギ、ケリのサミット?

普段は他の鳥のことなど我関せずに見える鳥たちですが、稲刈りの終わった田んぼに珍しく3種のトリたちが楽しそうに集う光景を見たことがあります。
2016-9-09

キジ、ダイサギ、ケリ - 安城市



尽きないので、今日はこの辺で m(_ _)m








家から見える雪山

2022-01-02 17:50:11 | 
(朝から スマホのgooブログプリの調子がおかしく、起動しても1秒後には消えてしまします。
一瞬 アピールチャンスが来たと表示されるのですが、記事指定の画面に遷移する前にあえなく閉じてしまいます。
 困ったものです。それもあって、今日は余白的書き込みです)



御嶽山

小学校の頃は 冬になると教室の窓からよく雪をかぶった御嶽山が見えたものです。
小学校と御嶽山は直線で100km以上あります。



御嶽山が大噴火したのは 2014年9月のことです。
それから噴煙に注目するようになりましたが、上の画像で噴煙のように見えるのは 冷え込んだ時によく見られる水平に延びる雲のようです。





恵那山

恵那山は御嶽山より近くにあり、夏でも緑の山肌が見えることがあります。
恵那山と自宅との直線距離は70km弱です。




恵那山の左手に見える、より雪をかぶった山並みは木曽山脈のようです。




藤原岳

きょう、お墓参りに行ったのですが、とても寒かったです。
というのも岡崎市の霊園は標高210mくらいのところにあるからです。
これはお墓参りの帰り、標高110mくらいの中央総合公園の陸橋から西の方角に見えた雪山です。




山の斜面が三角形をして雪をかぶってることがよくわかる山が 藤原岳です。
藤原岳は 石灰岩の山なので、三角形の山肌は石灰岩を採取した跡です。




くしくも、ちょうど同じころ、いなべ市北勢町の実家にお墓参りに行った友人が撮った藤原岳のスマホ画像です。
同じ山の同じ時刻ですが、私の撮った藤原岳は70km以上の彼方から、彼のスマホ画像は山麓で、という違いがあります。
右下に煙を出しているのが太平洋セメント工場の煙突ということです。





今年もよろしく 2022

2022-01-01 11:18:12 | みんなの花図鑑
あけましておめでとうございます!
私はこの20年間、賀状はいつも Excel で絵葉書風のを作ってます。
さかのぼって七年分の賀状をアップしてみます。
(画像はExcel画面のスクリーンショット
[Windows]+[Shift]+[S]キー
でキャプチャしたものです)




2022
(絵の説明がないですが、新穂高ロープウェイで西穂高口駅周辺を散策中に見つけた朽ちた木に生えていたコケです)






2020 ゴボウの花
(21年は喪中のため作りませんでした)





2019
画像は安城市歴史博物館で一番有名な収蔵品「人面文壺形土器」






2018





2017
愛知県犬山のリトルワールドで撮ったコキア。





2016
珍しく1月2日に雪が降り、北野廃寺の講堂跡の礎石が 海に浮かぶ島のようでした

北野廃寺
伽藍配置が南大門、中門、塔、金堂、講堂が
一直線に並ぶいわゆる四天王寺式の
飛鳥時代後期に属する寺院跡で
三河地方では最古に属する寺院の一つ




2015
大好きな ナンキンハゼの白蝋の実です
(前年の12月31日に撮影)