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台湾鉄道、駅構内のトイレ清掃に日本のメンテナンス技術を導入

2019年11月20日 | 臺灣鐵道 高鐵 捷運

日本の技術が導入された台湾鉄路管理局のトイレ清掃



(台北中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)は国連が制定する「世界トイレの日」に当たる19日、駅構内のトイレ清掃に日本のメンテナンス技術を導入したと発表した。旅客により快適なトイレ環境を提供するためとしている。

台鉄によると、駅のトイレ清掃を請け負う斯巴克グループ(台北市)が今年4月、トイレメンテナンスを専門とする日本のアメニティ(神奈川県)と協力覚書を締結。同グループの林錦堂董事長(会長)が自ら技術者を率いて訪日し、「トイレ診断士」のスキルを学んだ。

トイレ診断士は、日本の厚生労働省の社内検定制度で認定されている技能。換気回数や臭気濃度、排水のチェックなどを総合的、科学的に判断し、適切なメンテナンス方法を提案できることから、問題が発生する前に対策を打てる「予防型メンテナンス」に不可欠とされる。

台鉄は、新しい技術の導入で「臭い、汚い、暗い、怖い」とされるトイレの4K問題を改善し、「経済、教育、環境、健康」という新しい4Kトイレ文化と環境を作り上げたいと意欲を示している。

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