新型コロナウイルスの感染拡大で不安を抱える受験生を応援しようと、京都の学生グループが学問の神様・菅原道真をまつる北野天満宮に奉納する絵馬の制作を進めています。
合格祈願の絵馬づくりを企画したのは京都の大学生のグループで、8日は縦1メートル、横1.7メートルの大絵馬に下絵を描く作業にあたりました。
絵馬は、新型コロナウイルスの感染拡大で不安を抱える受験生を応援するため、学問の神様・菅原道真をまつり、毎年全国から多くの受験生が合格祈願に訪れる京都市上京区の北野天満宮に奉納する予定です。
表は学生たちが来年のえとのうしや梅などの下絵に絵の具で色をつけ、裏には全国の受験生からオンラインで募集している合格祈願のメッセージをはり付けるということです。
そして来年1月15日に北野天満宮に奉納し、2月から4月上旬まで、境内に飾られることになっています。
企画した学生グループの木村天音さんは、「今の受験生はオープンキャンパスなどにも来られなかったと思うので、合格祈願の象徴ともいえる北野天満宮さんに私たちが思いをしっかり届けているということを知って頑張ってほしいです」と話していました。
【メッセージの応募方法は】
北野天満宮に奉納する大絵馬に添えるメッセージは、京都府内の学校への進学を目指す全国の受験生を対象に、今月21日まで募集しています。
「合格祈願絵馬プロジェクト」の特設サイトから画像をダウンロードして願い事を書き、その写真を撮影して「京都学生広報部」のLINEアカウントに送ると、印刷して大絵馬の裏にひもで結びつけてくれるということ
NHK