大阪・関西万博の開幕が4月に迫る中、政府が出展するパビリオン「日本館」の名誉館長に関西出身の俳優、藤原紀香さんが就任しました。
大阪・関西万博は、4月１３日に開幕する予定で、５日、政府が出展する「日本館」の名誉館長に就任した兵庫県出身で俳優の藤原紀香さんが、経済産業省で武藤経済産業大臣から任命状を受け取りました。
武藤大臣は「関西にご縁があって文化的な活動もされている。世界に羽ばたく万博になると思うのでぜひよろしくお務めいただきたい」と要請しました。
藤原さんは「３月２日に視察しましたが、そのパワーに圧倒されました。名誉館長として日本館が伝えたいメッセージをいろいろな方に表現していきたい」と応えていました。
このあと藤原さんは記者会見で、「１９７０年の大阪万博の時は私は母のおなかの中にいて、経験はしてないが、命としては宿っていました。しっかりと日本館のテーマを学びわかりやすい形で皆さんに発信して、ひとりでも多くの方に万博へ日本館へ来ていただけるよう心して務めます」と話していました。
藤原さんは万博の開催期間中、日本館で行われるイベントにも出席する予定で、日本館のテーマである「循環」などの魅力を国内外にＰＲしていくということです。
