(台北中央社)新型コロナウイルス対策の一環として2月末から禁止されていた台北駅1階ロビーでのイベント開催や座り込みについて、永続的に禁止とする方向で検討されていることが18日分かった。台北駅の黄栄華駅長が明らかにした。秩序や景観を保つためだという。
2011年に乗車券の販売窓口を移転させたことで出現した空間で、白と黒のタイルが貼られた広々とした床に座ってくつろぐ人が多く見られた。近年は外国人労働者の姿が目立ち、イスラム教の断食月(ラマダン)明けの祝祭「イド・アル=フィトル」を祝う人が詰め掛けることもあった。
今年のイド・アル=フィトルは24日に控えている。台湾鉄路管理局(台鉄)は屋外で祝うよう呼び掛けており、ロビーに座り込んだ場合には離れるよう求めるとしている。