外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

王子製紙・川口投手

2008-07-09 21:14:43 | 大学野球
週べ今週号に目を通していたら、都市対抗の東海地区予選の結果が報じられていました。

その中で注目したのは、見事に出場を決めた王子製紙の左腕エース、早稲田の準硬式出身の川口くん(静岡高)です。

在学中、東伏見の野球ファンの間でも彼はなかなか有名でした。
ネット裏を訪れたプロのスカウトさんたちが『ちょっと川口も見ていこうかな』と準硬式のグラウンドに移動していくこともありました。

個人的に話したことはありませんでしたが、どうやら高校時代に肩を傷めて、大学で硬式を続ける自信が持てなかったようです。

しかし、準硬式で彼なりに鍛練を重ねていった結果、都市対抗出場まで辿り着いたのですから、まことに立派なものです。


なお、同じ東海地区からは、大西くん(観音寺一)が進んだ東海理化、北村くん(長野高)が頑張っている東邦ガス、笹沢くん(帝京)のプレーする西濃運輸が同じく出場を決めました。
早稲田OBの多いトヨタ自動車と三菱自動車岡崎が予選敗退したことは残念でしたが。
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空の大怪獣ラドン

2008-07-09 04:39:44 | 映画、テレビ、漫画
もうすぐ夏休みの季節。

子供の頃、夏休みになると、新聞のテレビ欄を毎朝一番にチェックするのが日課でした。
何故ならば、『夏休み子供映画劇場』などと銘打って、過去の怪獣映画や若大将シリーズなどをテレビ放映していたからです。

今のようにDVDやスカパーなどが無い時代でしたから、封切りの時に見逃した映画を観ようと思ったら、名画座で再上映されるのを待つか、あるいはテレビで放送されるのを待つしかありませんでした。

東宝の怪獣映画のテレビ放映は、そんな時代の子供たちにとって、至宝のプログラム。
学校のプールや校庭で遊んでいても、「三時から『ゴジラの逆襲』のテレビ放映がある」という日は、その時刻が近づくと、子供たちはサッカーや野球を切り上げて、一斉に自宅に帰ってしまいました。


そんな状況で観た怪獣映画で小学生の私が最も好きだったのがラドン。

『空の大怪獣ラドン』は、カラー映画が『総天然色』と呼ばれていた1956年(昭和31年)の怪獣映画の名作です。

九州・阿蘇の炭坑の地底から巨大化したテラノドン、すなわちラドンが出現し、超音速で各国の主要都市上空を飛び回り、全世界をパニックに陥れるというストーリーでした。

佐原健二、白川由美、平田昭彦という、東宝特撮映画お馴染みの顔ぶれが主演。
ラドンが生まれた阿蘇の近くの炭鉱住宅の街並み、あるいはラドンに蹂躙される博多や佐世保の市街地には何とも言えぬ懐かしさを感じます。
また、エキストラが大量動員された避難シーンには今の映画には無いスケール感がありました。

今やDVDやオンデマンドで過去の映画を観ることができるようになりましたから、テレビ欄を必死にチェックする子供もいなくなったのでしょうね。


なお、この1956年に作られた映画のセリフの中に、既に『地球温暖化説』という単語が登場していることに私は驚きました。

恐らく1956年当時は、学者の戯言という扱いを受けたのではなかろうかと想像します。

でも、専門家の意見の中には、いつの時代も重大な示唆が含まれているのだなあと、改めて感じ入る次第です。
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする