外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

都市対抗

2008-07-15 20:14:40 | 大学野球
都市対抗の出場32チームが決りました。
8月29日から、いよいよ戦いが始まります。


早稲田OBが所属するところを思い浮べると、
七十七銀行(福本)
JFE東日本(北崎、竹内)
ホンダ(開田)
JR東日本(清水)
セガサミー(井上)
新日本石油(前田、山岡、前橋)
西濃運輸(笹沢)
東邦ガス(北村)
東海理化(大西)
王子製紙(川口、準硬式)

補強選手で、更に早稲田OBが増えるはずです。


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旧制・北海中学

2008-07-15 18:10:32 | 早稲田大学
『北海』という、横浜の野毛町の飲み屋街にあるお寿司屋さんに行きました。
ご年配のご夫婦二人で切り盛りされている、カウンターのみの小さな店です。


ご主人に『お店の名前から想像すると、北海道のご出身ですか?』と尋ねると、その通りでした。

札幌市のご出身で、旧制・北海中学を卒業されたとのこと。

『北海高校と言えば、野球ならばヤクルトの若松、立教-中日の谷木ですね』と私が口火を切ると、『私の一番の誇りは、三段跳びの南部忠平さんです』との答え。

南部さんは、ご存知、早稲田の大先輩であり、五輪の金メダリスト。
鳥取の大学で学長を務めていらっしゃったので、あちら方面のご出身とばかり思い込んでいました。

それからは、ご主人とのスポーツ談義で盛り上がり、何を食べたのか、何杯飲んだのか、何も分からない夜となりました
(^^)v
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ファニーメイとフレディマック

2008-07-15 11:49:42 | ビジネス
昨日の夕刊から、新聞各紙が米国の二大住宅公社(ファニーメイ、フレディマック)に対する政府支援策の動向を一斉に伝えています。
ちなみに、ファニーメイとフレディーマックは一応は民間会社の形をとっていますが、実質的には政府直轄の組織なので、メディアも「住宅公社」と呼んでいます。

さて、日本とは異なり、米国における住宅取得者向け住宅金融は、その50%以上がモーゲージバンクと呼ばれる預金受入れ機能のない民間ノンバンクにより供給されています。
一方、商業銀行の取扱いシェアは25%程度、日本の信用金庫等にあたるS&Lのシェアは20%程度にとどまります。

米国のモーゲージバンクは設立母体、事業規模、財務体力も多種多様。
もし信用格付けの異なるモーゲージバンクが、かつての日本の住宅金融専門会社(日本住宅金融、住総、地銀生保住宅ローン、日本ハウジングローンなどの、いわゆる住専)ように、自らが調達した資金コストに利ざやを上乗せする古典的な金融手法で長期の住宅ローンを提供すると、融資条件や融資対象が各社各様となって政策目標と必ずしも合致しなくなってしまう懸念が生じますし、巨大な信用リスク、金利リスク、そして流動性リスクをモーゲージバンク自身が抱え込んでしまうことにもなります。

そこで、低利な住宅ローンを円滑に消費者に提供できるよう、上記二社ならびにGNMA(ジニーメイ)が、モーゲージバンクに対して、
①貸出金利や返済期間、借主の属性、住宅の規模などについて一定の条件を満たす住宅ローン債権を買い取る、あるいは保証を提供する
②買い取った住宅ローン債権を証券化して売却する
③延滞した保証付き債権を買い取る
といった機能を提供することによって、一般消費者、退役軍人などの住宅取得を支援して政策目的を実現する。
これが米国における住宅金融の基本形です。

言い換えると、モーゲージバンクから信用リスク、金利リスク、流動性リスクを住宅公社が吸い上げているとも言えるわけで、住宅公社に各種のリスクが集中せざるを得ない仕組みです。
そこに、サブプライム・ローン騒動に端を発した、証券化金融市場の収縮と住宅市場の下落が直撃し、住宅公社が抱えている信用リスクと流動性リスクが一気に顕在化してしまったわけです。


我が国でも、旧・住宅金融公庫を住宅金融支援機構に改編する際に、この米国の住宅公社の機能がお手本となりました。
皆さんもご存知の、民間金融機関から住宅金融支援機構が債権を買い取る「フラット35」、民間金融機関に保証を提供する「フラット35(保証型)」といった住宅ローン制度は、その典型です。

また、我が国では、かつての住専が米国のモーゲージバンクを標榜した業態だったといえるでしょう。
ただ、当時は債権流動化手法が未成熟で抵当証券や住宅ローン債権信託などしか存在しない時代でしたし、バブル経済に踊って事業者向け乱脈融資を急増させて不良債権の山を築いてしまい、住専は軒並み破綻してしまいました。
現在では、ソフトバンク系列のSBIモーゲージが、ローン証券化時代における本格的なモーゲージバンク第一号と言われています。

したがって、今回の一連の騒動には、現在の住宅金融のあり方をデザインした我が国の金融当局も、重大な関心を持っていると想像します。

そして私自身、邦銀の住専向け融資の対応に銀行協会レベルで従事しましたし、ファニーメイ出身の青目の上司に仕え、住宅ローン担保証券(RMBS)のビジネスに携わっていた時期があります。
ですから、事の成り行きには私個人も無関心ではいられません。
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