「登良屋」(とらや)は、横浜・関内駅から徒歩数分、伊勢佐木町商店街の路地にある和食店。
天ぷら、刺身そして煮魚の味では、横浜市内で一番美味しいと私が思っているお店です。
お店の近くまで行くと上品な胡麻油の香りが漂ってきます。
もし空腹時に店の前を通りかかったら、そのまま通り過ぎることは至難の業といわざるを得ません。
(*^_^*)
店構えは、とても風情があり、店内はカウンター、テーブル、そしてお座敷です。
さて、横浜は、私が銀行員生活をスタートした地。
支店長にお伴して初めて登良屋に来たのは、もう四半世紀も昔のことになります。
その時、お店に入ってカウンターを見ると、隣接する百貨店の社長さんが天ぷらを肴に一人お酒を飲まれていたり、大手書店チェーンの重役さんがお取引先と一緒に会食されていたり、あるいは地元銀行の副頭取がいらっしゃったり。
決して値段の特に高いわけでも、格式ばったお店でもないのですが、「ヒラの銀行員が一人で来るには、少し敷居が高いなあ」「面識のある取引先と偶然会ったりしたら、生意気だと思われるかも」などと当時は感じたものでした。
年月は流れ、今や私を連れてきてくださった時の支店長よりも、私は年上に。
というわけで、肩に力を入れずに気軽に立ち寄ることができるようになりました。
なお、登良屋のご主人は荒井さんとおっしゃいまして、同じ伊勢佐木町にある有名なスキヤキ店「荒井屋」のご主人とご兄弟とのことです。