大分県の事件に思う

テレビや新聞で、大分県の教育界における不祥事が連日報道されています。

高額な商品券などを実力者に贈ることで教員採用試験の合否、あるいは昇格の可否が左右されるのは論外。関係者は厳しく罰せられるべきです。

ただ、公立学校育ちの私としては、単に魔女狩りで終わることなく、採用基準の多様化を地域の議会などで議決して、それを公開という方向に議論が発展していくことを期待しています。

例えば、次のような採用基準を地域で独自に決めることはできないのでしょうか。
‐ 一定人数を地元大学の出身者に割り当てる
‐一方、特定の大学に採用が偏らないよう上限を設ける
‐一般産業で五年以上の職務経験を有する者を毎年必ず採用する
‐地元出身者が、トップアスリートが現役を引退した時、大学や企業などで実績を残して勇退された時などに、教職員として受け入れる
‐新卒で教員となった者が円満退職した場合、留学したり、他の職業経験を積んだ後に、再び教職に応募する制度を創る


恐らく、これに類する基準を内々に持っている所は少なくないのではないかと想像します。

要は、それを議会のような公開の場で決めること、その後の運用状況を定期的に第三者チェックして、必要に応じて軌道修正していくことです。

ほろ酔い気分で失礼いたしました。

私が学生時代の大学ジャパン

現在、大学ジャパンがチェコで奮闘しています。

それで、私が大学生の頃の大学野球界にはどんな選手たちがジャパン級だったのか、確認してみることにしました。
厳密に言えばジャパンではないかも知れませんが、日米大学野球の当時の出場メンバーを振り返ります。

【1975年(昭和50年)】
総監督:島岡吉郎(明治大)
監督:太田誠(駒沢大)
投手:江川(法政大)、田村(中央大)、丸山・名取(明治大)、山本(駒沢大)、斎藤明雄(大商大)
捕手:小川(駒沢大)、荒井(明治大)、袴田(法政大)
内野:土屋・岩井(法政大)、平田・中畑(駒沢大)、後藤(慶応大)、安岡(明治大)、佐藤清(早稲田大)
外野:二宮(駒沢大)、田尾(同志社大)、吉沢(早稲田大)、楠原(法政大)

【1976年(昭和51年)】
監督:太田誠(駒沢大)
コーチ:五明公男(法政大)、小川茂仁
投手:江川(法政)、森(駒沢大)、林(中央大)、高橋三千丈(明治大)、吉田(東海大)、斎藤明雄(大商大)、佐藤義則(日本大)
捕手:袴田(法政大)、山倉(早稲田大)、堀場(慶応大)、大宮(駒沢大)
内野:武智・石毛(駒沢大)、金光(法政大)、秋田(中央大)、松本匡史(早稲田大)、渡辺(東海大)
外野:岡村(中央大)、植松(法政大)、石井(東海大)

【1977年(昭和52年)】
監督:太田誠(駒沢大)
コーチ:五明公男(法政大)
投手:江川(法政大)、尾藤(駒沢大)、林(東海大)、鹿取(明治大)、松沼・山村(東洋大)
捕手:松川(愛工大)、中尾(専修大)、堀場(慶応大)
内野:渡辺・山本・石毛(駒沢大)、原(東海大)、金光(法政大)、中屋(早稲田大)、古屋(亜細亜大)
外野:山口(駒沢大)、石井(東海大)、植松(法政大)、豊田(明治大)

【1978年(昭和53年)】
監督:島岡吉郎(明治大)
コーチ:福島敦彦、小林昭仁(慶応大)
投手:高橋・鹿取(明治大)、加藤(法政大)、堀田(専修大)、松沼(東洋大)、藤田(慶応大)
捕手:中尾(専修大)、堀場(慶応大)、西部(明治大)
内野:今岡(亜細亜大)、吉田・水野・渋谷(明治大)、居郷(法政大)、岡田・中屋(早稲田大)
外野:豊田・志村(明治大)、佐藤(名城大)、漆畑(専修大)

ちなみに各年度の大学選手権と明治神宮大会の優勝校(準優勝)は、次の通りでした。

1975:
大学選手権:駒沢(大商大)
神宮大会:明治(駒沢)

1976:
大学選手権:東海(大商大)
神宮大会:法政(早稲田)

1977:
大学選手権:駒沢(東海)
神宮大会:法政(東海)

1978:
大学選手権:明治(専修)
神宮大会:同志社(東洋)


写真は、日米大学野球の常連だった法政の江川、植松、袴田(週刊ベースボール増刊・1976年春季リーグ戦戦展望号からお借りしました)

大学ジャパン カナダに辛勝

スポニチ速報によれば、大学ジャパンが７対６でカナダに勝ちました。

斎藤(早大)ー坪井(筑波大)ー巽(近大)の投手リレーだったようです。